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新刊のご案内『サニーちゃんシリアへ行く』

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今を生きるすべての人に贈りたい。世界を知るための絵本

サニーちゃん、シリアへ行く

絵/葉 祥明、文/長 有紀枝(AAR理事長)発行/自由国民社、価格/1,512円(税込)サイズ/B5判(32頁)

累計発行部数が61万部を超え、多くの人たちに読み継がれているAARの地雷廃絶キャンペーン絵本『地雷ではなく花をください』シリーズ。
その第1巻の出版から20年を記念し、新刊『サニーちゃん、シリアへ行く』(絵・葉 祥明、文・長 有紀枝)が刊行されます。理事長の長が、「難民問題を遠い国の出来事にしないで」というメッセージを込めて、自身がトルコで出会ったシリア難民の子どもたちをモデルに執筆しました。
幼稚園児でも理解できるわかりやすいストーリーで、テーマは今まさに報道されている時事問題であるため、小学校低学年から中学生まで、夏休みの読書感想文にぴったりです。絵本の純益は、国内外で避難生活をおくるシリアの方々への食糧支援や教育支援などに活用します。

ストーリー:主人公のサニーちゃんは、ニュースで見た女の子が心配になり、シリアに旅立ちます。やっと見つけた彼女は空爆を避け、シリア国内を転々とした後、半壊した家で暮らしていました。「行方のわからない2人の友達のことが心配」という彼女に、サニーちゃんは2人を見つけてあげると約束。そして、トルコ、ドイツへ向かいます...。傷つきながらも懸命に生きる子どもたちの姿を通して、戦争がもたらす犠牲や難民問題の難しさを、わかりやすく伝えます。

絵本『サニーちゃん、シリアへ行く』

「私やあなただったかもしれない」

長有紀枝とシリア難民の子どもたち

絵本に登場する3人の子どもたちは、著者の長有紀枝(中央)がトルコで出会ったシリア難民の子どもたちがモデルになっています(2015年9月2日)

私たちにできることはとても小さなことです。
でもすべてのことは、一人ひとりの、小さな取り組みから始まります。
どうぞ、「私には関係ない」「私には何もできない」と思わないでください。
忘れ去られるのは何よりつらいことです。
だって、向こう側にいたのは、私やあなたかもしれないから。
私たちの大切な友だちかもしれないから。

(あとがきより)AAR理事長 長 有紀枝

「難民の生活を知っていただくきっかけに」

シリア難民の子どもたちはそれぞれ、さまざまな痛みや悲しみを抱えて生きています。シリア国内で経験した空爆の影響から、今でも大きな音を怖がる子、学校に行けないことから、読み書きができない子。この絵本がシリア難民の生活の現状を知っていただく、ひとつのきっかけになればと思います。(シリア難民支援担当 柳田 純子)

「夏休みの読書感想文にもお勧めです」

小さな子どもにも理解できる、とてもわかりやすいストーリーです。
また、今まさに報道されている時事問題との関連も深いため、小学校の低学年から中学生まで、読書感想文にぴったりの題材です。絵本を読んだ感想を文章にして、シリア難民の子どもたちが置かれた状況について、先生やお友達に伝えていただければ嬉しいです。(広報担当 伊藤 美洋)

送料変更のお知らせ
新刊『サニーちゃん、シリアへ行く』の送料につきまして、一部のチラシの記載に間違いがございました。商品納品後、より安価での発送が可能とわかりましたので、以下の通り訂正いたします。

  • 1~5冊:1冊につき100円(ゆうメール利用)
  • 6冊以上:ゆうパック(500円~)もしくはゆうメールの安い方で発送します。

ご不明な点がございましたら、AAR(03-5423-4511)までお問い合わせください。

【このお知らせに関するお問い合わせ】

担当:伊藤・長井
TEL:03-5423-4511
FAX:03-5423-4450

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