駐在員・事務局員日記

三度目の正直、ラオスで大魚を夢見て

2017年04月12日

念願の大魚は釣れるのか...

小学生のころから池での魚釣りに夢中になり、6年生で釣った魚を水槽で飼うようになり、中学生になってエンゼルフィッシュなどありとあらゆる熱帯魚を飼うようになり、水槽で魚が卵を産んで繁殖すると興奮したものでした。ラオスに赴任したころ、すくい網をもって週末は真っ先に近くのドブ川で小魚をすくっては「おっ、図鑑で調べたあの魚だ!」などとひとりで感動していました。

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雷魚は細長い胴体の淡水魚です

皆さん「雷魚」という魚を知っていますか?日本にも生息する雷魚(外来魚)は、頭がヘビに似ているので「スネークヘッド」とも呼ばれています。ラオスなど東南アジア一帯には、とてもきれいな縞模様をした「ジャイアントスネークヘッド」という雷魚の仲間がおり、最大1メートルになる大魚だそうです。兼ねてから一度はこの魚を釣ってみたいと思っていました。

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今回釣りに行った湖(2017年4月1日)

ラオス駐在中にこれまで2回スネークヘッドを釣りに行きました。1回目に釣れたのは魚ではなくカエル(魚が全く釣れなかったので葉っぱの上で休んでいたカエルの鼻先に餌のミミズを垂らしたら食らいつき、それを釣果として釣れたことに)。2回目はお目当てのスネークヘッドの代わりに、変わり者の淡水のフグが釣れただけでした。日本ならどの季節に、どんな場所で、どのような魚が釣れるのか、そしてその釣り方も熟知しているのですが、ここラオスではそれがまったくわかりません。しかしそれでも三度目の正直ということで、4月のある週末、日本のNGO仲間を誘い、「釣りは任せておけ」と豪語して、夜明けに地元の市場で餌となるセミの幼虫とタニシを買い、田舎の方のとある湖に行ってきました。湖岸から見る水の景色はすばらしく、釣り場についたときは二人とも意気揚々たるものでした。

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友人のために仕掛けを取りに行くのをあきらめて戻る筆者。「深い...」「やっぱり自分で取ってきて」(2017年4月1日)

ところが開始して早々、友人がリールで投げた仕掛けが沖の方の岩に引っかかってしまいました。「しょうがないなぁ、取ってきてやるよ」と湖に入ったはいいものの、足を踏み入れると湖の底はニュルッとした泥で気持ち悪く、少し進むと水深も深くなり、「自分の仕掛けは自分で取ってきて」と友人と交代。彼はパンツ一丁になって軽快に水に入っていき、仕掛けを取り戻すことができました。しかし、その後も2~3時間粘ったものの、まったく魚の影もなく、むなしい時間が過ぎていきました。しばらくして近くに地元の女性二人がやってきて、彼女たちが長い竹竿で次々に魚を釣り上げていました。遠目からしか見えませんでしたが、彼女たちが釣っていたのは、おそらくシルバーバルブ。ラオスの淡水域でよく見かける、フナに似たコイ科の魚です。よく、大きいものは一匹丸ごと塩焼きに、小さいものであれば数匹並べて串焼きにして売られています。彼女たちも塩焼きにして夕飯にしたのでしょうか。どんどん魚を釣り上げていく彼女たちを見ていると、さらにむなしくなり、こちらは二人とも無言となりました。
「あれ岡山さん、釣りは上手って言ってたじゃないですか」
「・・・」。
湖を後にした二人でした。
また雨期が始まったら挑戦したいと思います。

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