駐在員・事務局員日記

ウガンダ:難民居住地で心が弾んだできごと

2018年03月22日

世界最大規模の難民居住地のレストラン事情

笑顔の河津と屋台の青年

屋台前でファストフードを手にして嬉しそうな河津志貴保(2018年2月13日、写真は全てウガンダ北部のビディビディ居住地)

私の活動拠点となっているウガンダ北部のビディビディ難民居住地は、世界最大規模の難民受け入れ地区となっており、第1地区から第5地区まで分かれています。第1地区から受け入れを開始したため同地区の方が後からできた第5地区より活気があるように思います。第1地区にはレストランが何軒かあり、ここでの活動の際にお昼ごはんの心配をする必要はありません。

最近は一番支援が必要とされている第5地区での活動が多いのですが、この地区にはレストランがありません。さらに第5地区からAAR事務所までは車で約1時間かかるため、同地区で1日活動があるときは先にロレックスと呼ばれるファーストフード(写真参照)を買ってから活動に行くか、お昼ごはん抜きという選択肢しかありませんでした。

屋台の青年がロレックスを作っている様子

ロレックスは、チャパティー(小麦粉と水から作るクレープのような生地)にトマトや玉ねぎが入った卵焼きを巻いたファストフードです(2018年2月13日)

ロレックス作りの最終工程

こんな風に巻き巻きします(2018年2月13日)

辛口の先生も大絶賛!リピーター続出

しかし...ついに先日!その第5地区にレストランがオープンしました!といっても、難民居住地の果ての果て。嬉しさ半面、ご飯のクオリティはあまり期待していなかったのですが、これがとても美味しい!今ではAARが主催する難民と地域住民混合のスポーツイベントや教員研修でもこのレストランにご飯を注文しています。食事に対して辛口コメントをする先生たちも満足気に完食していました。

レストランで女性が大きな鍋で料理を作っている

新しくオープンしたレストラン(2018年2月13日)

1食でこんなに選ぶ 主食3つ、主菜1つ、副菜2つ

料理がのったプレート

白米、カロ(キャッサバを混ぜて練ったもの、中央の茶色い物体)、ジャガイモ、羊の肉(2018年2月13日)

ウガンダの食事はとにかく主食のチョイスが多いです。まず、スイートポテト、カボチャ、ジャガイモ、白米、ブラウンライス、マトケ(甘くないバナナを茹でてつぶしたもの)、ポショ(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)、ゴンジャ(焼きバナナ)、キャッサバ、カロ*写真参照)などから大体3つくらいを選びます。次に、メインを羊の肉、牛肉、鶏肉、または魚から1つ選び、最後にサイドメニューをビーンズ、キャベツ、ゴベ(モロヘイヤのピーナッツソース和え)、ドド(葉もの炒め物)などから1つまたは2つ選びます。

サツマイモの色から学ぶ深い話

主食のおすすめは甘くてホクホクなスイートポテトです。ウガンダには日本でも同じみの紫色のサツマイモと白いサツマイモがあります。以前、白いサツマイモを見て「あれはヤム芋?」とAARのベテランドライバー、アハメッド先生に聞きました。すると「その白い芋も紫のサツマイモと同じサツマイモだよ。僕と君と同じ。肌の色は違うけど、切ったら同じ血が流れているだろう。」と教えてくれました。なかなか深い返しでしたが、とにかくどちらもおいしいサツマイモだそうです。

女性たちが市場のスペースに座り、笑顔で紫と白のサツマイモを販売している

紫と白のサツマイモ(2018年2月9日)

メインの肉はスープで煮込んだものや、揚げたものがあります。どのお肉も美味しいのですが、特に羊の肉は臭みもなく柔らかいのでおススメです。新しいレストランの羊肉もとても美味しい!スープにピリピリ(唐辛子)を入れて、40度越えの暑い季節も元気にのりきって、活動に専念していきます。

男性の先生たち3人が食事を食べながら笑顔でこちらを向いている

教員研修に参加した先生たち。美味しいランチにご満悦(2018年2月13日)

河津とAAR職員が外で楽しそうにお昼を食べている

ランチタイムに笑顔が広がる河津(右端)とAARウガンダ事務所の現地スタッフ(2018年2月15日)

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