活動詳細(ラオス)

ラオスの障がい児福祉施設「バンセンスックセンター」を支援しています

ラオス

AAR Japan[難民を助ける会]は、2008年より首都ビエンチャンにある障がい児のための福祉施設、「バンセンスックセンター」を支援しています。バンセンスックセンターは、障がいのある子どもたちが、親が仕事などに出かけている昼間、リハビリテーションのために通う通所施設です。

センターは、スンダラさんという一人の女性によって設立されました。スンダラさんは自分の息子に脳性まひの障がいがあるとわかったとき、子どもを受け入れてくれる施設がなかったため、自ら施設を立ち上げたのです。今でもこのような施設はラオスでは珍しいのです。

一歩ずつ、リハビリに励む子どもたち

ラオスには、たくさんのクラスター爆弾の不発弾が残り、人々の生活を脅かしています

バンセンスックセンターは首都ビエンチャンにある障がい児のための通所施設です

センターには幼稚園から小学校までの年齢の子ども10名ほどが通っており、そのほとんどに重度の脳性まひの症状がみられます。主な症状としては、安定して座ることができない、横向きに寝ると体がねじれる、不随意運動(自分の意思と関係なく手足などが動いてしまうこと)が常に伴うことなどがあります。
このような子どもたちは、筋肉の硬直などを防いで体を少しでも良い状態にするため適切なリハビリテーションを受ける、また常に良い姿勢を保つように補助をする必要があります。センターではラオス人スタッフ4名が中心となり、子どもたちにリハビリテーションを提供しています。
また、食事を取ったり、お風呂に入ったりと、日常生活を通じた日常動作の訓練も行っています。

スタッフは愛情を持って子どもたちに接しています

ラオスで手を吹き飛ばされた不発弾被害者から話を聞く堀越

「子どもたちのために働けるこの仕事が好きです」と、スタッフのペットさん(左)

ペットさん(写真左)は、バンセンスックセンターが設立された2007年から子どもたちのために働いています。ペットさんは、子どもたち一人ひとりの状態に合わせて、子どもたちに食事の補佐や、リハビリテーションの手伝いをしています。

ペットさんは、「子どもたちの中には話ができないため、うまく自分の感情を表現できない子もいます。バンセンスックの子どもたちは一人ひとり状況が異なりますが、みんなとてもかわいいし、私はここで働けることを嬉しく思っています」と話してくれました。

 

「千の幸せ」を願って

2歳で不発弾被害にあってから、マヒやけいれんが続くビーちゃん(9歳・女児)

子どもたちが、リハビリを通じてさらなる可能性を広げられるよう支援しています

日本とは異なり、このような子どもたちへの公的な支援がほとんどないラオスでは、障がいをもつ子どもの多くが、長年家に閉じこもったまま症状が悪化してしまうケースが多く見られます。ラオス語で「千の幸せ」を意味する「バンセンスック」。同センターの取り組みによって、ラオスにおける障がい児への理解が深まることを願っています。

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