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夏休みに小学生向けイベントを開催しました「もっと世界のことを知りたくなったよ」

2012年10月01日  啓発日本
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ミャンマー(ビルマ)、アフガニスタン、南スーダンの子どもたちの暮らしを疑似体験

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参加した子どもたちは、AAR事務局・穂積武寛(左)の案内で世界への旅に出発

8月21日、AAR Japan[難民を助ける会]の事務所で、小学生対象の夏休みイベント「体験!世界の子どもたちの1日-90分で地球を一周してみよう-」を開催しました。午前と午後の2回開催し、小学生21名とその保護者にご参加いただきました。

まずは、37年間中学校と高校で社会科の教諭を務めた澤内隆先生(現・文教大学国際学部非常勤講師)が、AARが活動する国々の国旗についてクイズ形式で紹介しました。その後、子どもたちに日本とは文化や生活習慣の異なるミャンマー(ビルマ)、アフガニスタン、南スーダンの3ヵ国で暮らす子どもの、朝起きてから夜寝るまでの1日を、アクティビティを交えながら、疑似体験してもらいました。

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参加した子どもたちは、講師の澤内隆先生と一緒にAARの活動地を世界地図で探したり、クイズを通して国旗の持つ意味について理解を深めました

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ミャンマー(ビルマ)の案内役はAAR事務局の園田知子。「さぁ皆さん、ミャンマー語で自己紹介をしてみましょう」

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ミャンマーの少女チョー・スー・ラインちゃんが着ている民族衣装「ロンジー」に挑戦(右は園田知子)

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ミャンマーの次は、AAR事務局の古川千晶(右)が、写真や動画を交えながらアフガニスタンの少年の一日を紹介

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アフガニスタンの男の子たちに人気の片足ケンケン遊び「ゴルサイ」をやってみよう

水汲みに挑戦する参加者と案内役の池田武(左)

南スーダンの体験コーナーでは、ジョセフィン・ナチェベちゃんが毎日行う水汲みを体験しました(左は案内役のAAR事務局・池田武)

いろいろな国のお菓子を食べながら、世界の友だちへメッセージ

3ヵ国の生活を体験した後は、世界各地のお菓子やお茶を味わいました。また、参加した子どもたちは、今回のイベントに協力してくれたミャンマーのチョー・スー・ラインちゃん、アフガニスタンの男の子、南スーダンのジョセフィン・ナチェベちゃんへ手紙を書きました。後日、各国の当会スタッフが現地語に訳して直接本人に手渡し、返事を書いてもらう予定です。

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ワークショップの後は、ミャンマー、アフガニスタン、南スーダンの子どもたちへ手紙を書きました。「いつか日本で一緒に遊ぼうね」

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世界のお茶とお菓子のコーナーでは、タジキスタンのポテトチップスや、ミャンマーの豆ごはんが大人気でした

ご参加くださった方からの感想の一部をご紹介します。

  • 映像や声がきけたのが良かった(小6男)
  • 頭に水をのせてはこぶのがおもしろかった(小3女)
  • もっと他の国についても知りたい(小4女、小3男)
  • 普段なじみのない国でも、同年代に近い友達の様子を見ることで、身近に感じられたのではないかと思います。手紙を書いて渡すのは素敵ですね(40代保護者)
  • 澤内先生の国旗の話はおもしろかった。色やデザインに深い意味があるとは、目から鱗の想い。(40代保護者)
  • 学校へ出張授業をお願いしたい(40代保護者)
  • 世界旅行形式で子どもたちが食い入るようにみていた。とても身近な話題、1日の体験であり、教科書とはまったく違う知識で大人でも本当に楽しめた(30代保護者)

暑い中ご参加いただいた皆さま、また当日ボランティアとしてお手伝いくださった頌栄女子学院の生徒の皆さまに心より感謝申し上げます。

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