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関東・東北水害:戻って来た憩いの場

2015年10月13日  日本緊急支援
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待ちに待った福祉作業所の再開

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「また憩いの場ができました」(常総市の福祉作業所『さぼてん』にて 2015年10月9日)

関東・東北水害の発生から10日で1ヵ月を迎えました。この間、AAR Japan[難民を助ける会]は、鬼怒川の堤防の決壊により甚大な被害を受けた常総市などで、避難所や福祉作業所に食料や清掃用具などの支援物資を届けてきました。

常総市地域活動センター「さぼてん」と、下妻地方地域活動センター「菜の花」の2ヵ所の福祉作業所(ともに精神障がいのある方々の支援施設)は、浸水被害により閉鎖を余儀なくされていました。作業所内には、実際に作業をする場所だけでなく、利用者同士が交流を図るスペースもありました。利用者にとってこのスペースは、人間関係を広げる重要な場所であり、閉鎖の間、自宅に留まるのみであった利用者から、その再開が待たれていました。そして被災から1ヵ月が経ち、交流スペースが再び利用できるようになりました。AARは再開にあたり、浸水で失われたテレビや電気ポットなどの電化製品を提供しました。

まだ被災前に行っていた作業はできませんが、再び馴染みのある場所でほかの利用者の方々と交流できるようになりました。10月9日に訪問した際には、皆さん作業所の清掃をしながら、「作業所が再開して安心しました」「また憩いの場ができました」「また皆と会えてよかった」と、喜んでおられました。

さらなるニーズに応える

常総市内の水海道地区と石下地区の2ヵ所に施設を持つ常総市児童デイサービスセンター(児童の発達を助けるための親子通所療育施設)は、石下地区の施設が浸水の被害を受けたため、同施設の利用者の内、30名程が浸水を免れた水海道の施設を利用することとなりました。それに伴い、AARは足りない教材やテーブル、施設内を区切るためのパーテーションなどの支援を予定しています。

また、被災前から通っていた福祉作業所や病院から遠く離れて避難所生活を続ける方々や、車が流されてしまった方々のため、送迎サービスの支援を検討しています。
喜びの声がある一方、被災から1ヵ月が過ぎましたが、日常生活を取り戻すにはまだ時間がかかります。今後もAARは被災者支援を続けてまいります。

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務局 五十嵐 豪

2009年8月より東京事務局で支援事業を担当。ハイチ大地震、東日本大震災、フィリピン台風などで緊急支援活動に従事。東京都出身

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