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ハイチ・ハリケーン:障がい児の通う小学校で支援物資を配付

2016年11月07日  ハイチ緊急支援
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十分には届いていなかった支援

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レ・カイ市の倉庫で搬入した支援物資の確認をするAARの大室和也(左奥)(2016年11月3日)

AAR Japan[難民を助ける会]緊急支援チーム(大室和也・池上亜沙子)は、大型ハリケーンの被害を受けたハイチで支援物資の配付を行っています。これまでにハイチ南部グランダンス県のジェレミー市で1回目の配付を行い、11月5日、2回目の配付を、南県レ・カイ市の小学校で、児童の家族150世帯に実施しました。
レ・カイ市もハリケーンにより大きな被害を受けた町の一つです。この小学校には障がい児が多く通っていますが、以前調査をしたところ、支援は十分には届いていませんでした。そのため、先日ジェレミー市で行った配付と同じく、米や豆などハイチでよく食べられている食料や、衛生用品など下記のものを各家庭に配付しました。

食料 米10kg、水(1.5Lペットボトル)約10本、塩1kg、豆500g、食用油1L、砂糖1ポンド、パスタ2袋、ソーセージ1缶、魚の缶詰1缶、トマトソース1缶、ビスケット1箱、コーヒー1缶
衛生用品 生理用品3箱、トイレットペーパー3ロール、石けん3個、歯磨き粉1本、歯ブラシ4本
その他 ブルーシート1枚、バケツ1個、ジップロック1箱、浄水剤約30袋、蚊帳1張、殺虫剤1本

(以上1世帯分)

物資は首都ポルトープランスで調達し、南県レ・カイ市の倉庫まで運び、パッキングしています。また、配付は支援がなかなか届きにくい障がい者団体を対象にしていますが、周辺住民が殺到する可能性もあり、安全面を考慮して、慎重に配付場所を選んできました。
配付は現地職員と手順を確認して役割分担を決め、約1時間半ほどで終え、多くの方に喜んでいただきました。

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配付場所の小学校には多くの方が早朝から並んでいました(2016年11月5日)

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配付はトラックから手渡しし、スムーズに行うことができました(2016年11月5日)

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現地職員と配付時の手順について話し合うAARの池上亜沙子(2016年11月6日)

混乱が起きないよう、現地職員やガードマン、小学校の校長と事前に話し合いを重ねていますが、配付の終了間際に、配付の対象となっていない住民が小学校に入ってくるトラブルもありました。このような状況を受けて、AARは今後さらに安全面を最大限に考慮し、支援物資を配付するとともに、ニーズの調査を続けてまいります。
引き続き、どうか緊急募金に皆さまのご協力をお願いいたします。

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