活動ニュース

九州豪雨:被災地にプレーパークを

2017年08月28日  日本緊急支援
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AAR Japan[難民を助ける会]は九州北部豪雨の被災地、福岡県朝倉市で子どもの支援を続けています。朝倉市の小学校では夏休み最終日となる8月20日、朝倉市の市民グループ「すくすく朝倉の未来隊!」を通じてAARが支援しているプレーパークが、朝倉市の平塚川添遺跡公園で開催されました。プレーパークとは「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした遊び場です。

ブランコで遊ぶ子どもとAARの高木卓美

ブランコで遊ぶ子どもの顔には笑顔が。右はAARの高木卓美(2017年8月20日)

この日は朝倉の子どもたちの夏休み最終日にふさわしい快晴となりました。朝10時ごろからスタートしたプレーパークには、早速子どもたちが集まってきました。プレーパークでは、テレビゲームやスマホもなく、決まった遊び方もなく、それぞれが自然の中でのびのび遊ぶことを一番大切にしています。会場には、ブランコやベーゴマ、虫取り網、さらにはプールや流しそうめんがあったり、子どもたちにとって一日中遊んでも遊びつくせないほどでした。

今回水害の被害が大きかった杷木地区から参加した小学生の女の子は、「今回プレーパークに参加するのは2回目で、新しい友だちもできてうれしかったです。流しそうめんが一番楽しかったよ。また次回も友だちを誘って参加したいです!」と笑顔を見せてくれました。 また、杷木地区から子どもたちを連れてきたお父さんは、「水害があってから、幼稚園に通う子どもの寝つきが悪くなりました。また、小学生の子どもは天気予報の雨雲レーダーで雨が朝倉に集中しているのを見ると怖がるようになりました。今回の水害で気づかないうちに子どもたちのメンタル面にも影響が出てきて心配しています。杷木地区ではなかなか外で遊ぶ機会が少なかったので、今回のプレーパークを子どもたちも楽しみにしていました。」 と話してくださいました。
「すくすく朝倉の未来隊!」代表の山下千春さんも、「今日は夏休み最終日ですが、たくさんの子どもたちが集まってくれて本当に良かったです。朝倉では、今回の水害で夏休みのイベントやプールなどの行事が中止になってしまうところが多かったので、子どもたちがのびのび遊ぶ機会を毎月1回、引き続き提供していきます」と話していました。

野外に設置されたたくさんのゲーム

野外にさまざまな遊具が設置されました

木製の大きなオセロで遊ぶ子どもとAARの田中晴子

木製の大きなオセロで遊ぶ子どもとAARの田中晴子(左)

思い思いに好きなゲームで遊ぶ子どもたち

思い思いに好きな遊具で遊ぶ子どもたち

大勢の人が参加しているそうめん流し

野外で実施したそうめん流しには大勢の人が集まりました

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夏休み最終日を楽しんでもらうことができました

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