ハイチ復興支援 加藤タキ・チャリティサロンコンサート報告
「ハイチの被災者を応援しよう!」音楽家たちが再び集まりました
2010年12月19日、JTアートホールアフィニス(東京都港区)にて加藤タキ第3回チャリティ・サロンコンサートを開催しました。前売券はすべて完売。230名を超える皆さまにご来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。純益203,669円は、ハイチ復興支援のために大切に使わせていただきます。ご来場、ご協力いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
米国人バイオリニストのアヤノ・ニノミヤさんをはじめ、今回ご協力くださった出演者の多くは、2010年2月に難民を助ける会が開催したハイチ緊急支援チャリティコンサートにご出演くださったメンバーです。遅々として進まないハイチの復興を支援しようと、そのメンバーが中心となり再び結集。ボランティアで演奏してくださいました。
プログラムは、バイオリンのソロ、バイオリンとピアノ、ギターとバイオリン、ボーカルソロなど様々な構成で、ベートーベンの「ロマンス」やモンティの「チャルダーシュ」、山田耕作の「ペチカ」など、数々の名曲を、息の合った演奏で披露してくださいました。
演奏の合間には、難民を助ける会ハイチ駐在員・丸山徹也がハイチ復興支援の現状について、映像を交えて会場の皆さまにご報告しました。
ご来場くださった皆さまからのコメントを、一部ご紹介します。
- 楽しいひとときが過ごせました。最後の頃は感動し少し涙がこぼれました。変わった取り合わせの合奏が…トランペットの音色が、尺八の響きが、バイオリン、ギターのミックスされた音色が私の心の琴線に触れました。(70代 女性)
- とても温かい雰囲気に包まれたコンサートだった。(60代 女性)
- 難民を助ける会のハイチ報告に、映像があってよくわかった。(40代 女性)
- 全体の構成がとても良かった。(40代 女性)
難民を助ける会では引き続き、ハイチの被災地で、障害者への支援をはじめとする復興支援に取り組んでまいります。
【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
東京事務局 秋葉 佳子
2002年12月から2004年7月まで難民を助ける会勤務。元ザンビア・アンゴラ事務所駐在。結婚後、夫の仕事の関係で中国北京に5年半滞在。帰国後2010年5月より復職。1児の母。趣味は旅行。(茨城県出身)