熊本地震:増える避難者...。4月16日の活動報告
おにぎりや温かい豚汁の炊き出しを実施
AAR Japan[難民を助ける会]は、4月15日より4名からなる緊急支援チーム(加藤勉AAR理事、大室和也、大原真一郎、岡田正幸)を熊本県に派遣し、被災者支援を実施しています。今日17日には三木将がメンバーに加わり、5名体制で活動を続けています。
昨日16日は、熊本県益城町の飯野小学校で、NPO法人ピースプロジェクトとともに2回の炊き出しを行いました。昼は、炊き立てのごはんで作ったおむすび500個を配付。夜は、白いごはんと、温かい豚汁を約500人分お配りしました。
飯野小学校や近隣の公民館に避難している方、車中で寝泊まりしている方、かろうじて自宅にとどまっている近隣の方々などが列に並び、用意していた分はすべて召し上がっていただけました。
疲れ切っているはずの被災者の方々が、進んで配膳や洗い物を手伝ってくださり、スムーズに運営ができました。
2回目の大きな地震に憔悴
その一方、16日未明に起きた2回目の強い地震に、被災者の方々はあらためて大きなショックを受けてらっしゃるようだ、と緊急支援メンバーの大室和也は言います。2回目の地震で倒壊した建物も多く、一時は減った避難者も昨日にはまた大幅に増加しました。建物の倒壊を恐れて、多くの方が夜は車の中で寝ており、度重なる地震と疲れで憔悴した様子だと言います。炊き出しを行っている飯野小学校も、体育館は屋根が崩れる恐れがあるため、グラウンドにとめた車で寝泊まりするしかなく、その数は130台から200台にもなっています。昼も屋外に避難しているしかなく、体が休まりません。
熊本県災害対策本部の発表によると、本日17日午前11時30分現在で、亡くなられた方は41人(警察が確認できた人数)、855の避難所に183,882人が避難しています。13の市町村に、避難指示または避難勧告が発令されています。
AARは今日も引き続き、炊き出しと、支援ニーズの調査を行います。被害はまだまだ拡大しています。緊急支援に皆さまのご協力をお願いいたします。
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