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6/14(火)『難民の日』トークイベント 吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~
- 満席のため、ご参加希望の方はお電話でお問い合わせください。(2016年6月14日)
テロの犠牲者、難民
欧州がテロに脅かされるなか、ギリシャに密航してきた移民・難民のトルコへの送還が始まって2ヵ月。欧州の国境も閉ざされ、ギリシャでは5万人以上の人々が戻ることも進むこともできなくなっています。テロの一方の犠牲者といえる難民。そもそも激しくなるばかりのテロリズムの背景には何があるのか。テロリストは何故にテロリストになるのか。私たちが闘っている相手は誰なのか。
6月20日の『難民の日』を前にAAR Japan[難民を助ける会]がお送りするトークイベントでは、難民とテロについて考えます。シリアをずっと見つめ続けてきた東京外国語大学教授の黒木英充さんに、今シリア国内で何が起きているのかを、そして中東とアメリカを長年にわたり取材してきた読売新聞社の岡本道郎さんにISの正体や今後の行方などについてお話しいただきます。AAR理事長の長有紀枝も登壇します。ぜひご参加ください。
スピーカー
黒木 英充 氏 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
東京大学教養学部卒、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。東京大学助手などを経て2005年より現職。2006年より同研究所ベイルート研究拠点「中東研究日本センター」長を務める。2009年よりレバノン・シリア移民について科学研究費による調査・研究を推進。主な編著に『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店、2013年)、『「対テロ戦争」の時代の平和構築』(東信堂、2008年)など、主な共著に『中東と日本の針路』(長沢栄治・栗田禎子編、大月書店、2016年5月刊行予定)など。
岡本 道郎 氏 (読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員)
東京外国語大学アラビア語学科卒。読売新聞社入社後、1990年にテヘラン特派員として赴任。その後カイロに通算8年半、特派員・支局長として駐在したほか、ハーバード大学で客員研究員、ワシントンDCではアメリカ総局長として勤務。国際部長、編集局次長を経て現職。著書に「ブッシュvsフセイン」(中公新書ラクレ)。
モデレーター
長 有紀枝 (AAR理事長)
1990年よりAARで旧ユーゴスラビアなど紛争下での緊急人道支援や地雷対策、地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動等に携わる。現在AAR理事長、立教大学大学院教授、JPF理事等を務める。
吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~
日時 |
2016年6月14日(火)午後6時30分―午後8時30分 |
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会場 |
共同通信会館 |
参加費 |
1.500円(当日お支払ください) |
定員 |
90名(要申込み・先着順) |
主催 | AAR Japan[難民を助ける会] |