フィリピン 台風16号被害 緊急支援と募金の受付を開始します
難民を助ける会では、2009年9月27日にフィリピンを直撃した台風16号による洪水被害者への緊急支援と、緊急募金の受付を開始します。
認定NPO法人 難民を助ける会(東京都品川区=理事長 長 有紀枝<おさ・ゆきえ>)は、2009年9月27日にフィリピンを直撃した台風16号による記録的豪雨と洪水被害を受け、緊急支援のため急遽スタッフを派遣し、同時に募金の受付を開始します。
この台風により180万人以上が被災する惨事となりました。現地団体からも深刻な被害状況が報告されており、一刻も早い支援が必要です。そこで10月2日、スタッフの大西清人と広谷樹里を現地に派遣し、支援物資の配布などの緊急支援を実施します。
難民を助ける会はこれまで、スマトラ島沖大地震やパキスタン大地震をはじめ、昨年のミャンマー・大型サイクロン被害などに対し緊急支援を実施してきました。そこで培ったノウハウを活かして支援にあたってまいります。
※なお、難民を助ける会は9月30日に発生したスマトラ島沖大地震による被災者支援に対しても、現地にスタッフ2名を派遣し支援活動を行っています。
派遣スタッフ紹介
大西 清人 (おおにし きよと)
難民を助ける会 事務局次長
2004年から2年間、アフガニスタンに駐在し、地雷対策活動に従事。またパキスタン大地震(2005)、レバノン空爆(2006)、ミャンマーサイクロン(2008)で緊急支援を担当。(広島県出身)
広谷 樹里(ひろや じゅり)
難民を助ける会 事務局員
大学卒業後、アフリカでNGOのインターンとして活動に従事。2008年より難民を助ける会に入職し、途上国の深刻な現状を伝えている。(神奈川県出身)