東日本大震災:福島県の仮設住居・借上げ住居に入居する方々に対する支援について
相馬・南相馬市の商工会と連携して
認定NPO法人 難民を助ける会(東京都品川区=理事長 長(おさ)有紀枝)では、特定非営利活動法人 ADRA Japanと共同で、福島県内の仮設住居・借上げ住居に入居する全世帯(約35,000世帯)を対象に、生活必需品(台所用品、衛生用品、掃除洗濯用品など)一式の支援を行います。被災地域では日本赤十字社が家電製品6点セットを配付することが決まっており、難民を助ける会が配付するのはそれ以外の生活必需品で、福島県や地元自治体から要請に基づき選定しています。この事業は、特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて行うものです。
難民を助ける会が対象とするのは、福島県の相馬地方の4町村(相馬市、南相馬市、新地町、飯館村)と、双葉郡の富岡町、川内村などです。地域の経済復興に寄与することを目的に、相馬市と南相馬市に対しては地元の商工会と連携し、可能な限り物資の調達を地元で進めています。第一原子力発電所において発生した事故により他市町村への避難を余儀なくされた、富岡町、川内村、飯館村につきましては、自治体との連携を密に、また、被災者の方々の声を反映しつつ、調整を進めてまいります。
難民を助ける会は東日本大震災に際し、仙台市と盛岡市に事務所を設けて、主に障害者や高齢者、在宅避難者などを対象に物資配付や炊き出し、巡回診療、施設修繕などの緊急・復興支援を行っています。
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