トルコ地震:11月10日の余震発生について
認定NPO法人 難民を助ける会
2011年11月10日 11時30分
難民を助ける会は、10月23日に同地域で発生したマグニチュード7.2の地震の被災者への緊急支援のため、26日に東京より太田夢香、近内みゆき、宮崎淳の3名の職員を派遣して支援活動を進めていた。ワンに入ったのは10月28日、倒壊したホテルに泊まったのは29日から。
日本時間2011年11月10日午前4時23分ごろ(現地時間同9日午後9時23分ごろ)トルコ東部でマグニチュード5.7の地震が発生。米地質調査所(USGS)によると、震源はワンの南約16km。
地震発生時、ワン市内にいた難民を助ける会のスタッフは、宮崎淳と近内みゆき。
2名が滞在していたワン市内の「バイラン・ホテル」は9日の地震で倒壊したと報道されている。
10日朝11時(日本時間)近内みゆきは救出され、病院(Ipekyolu Hastanesi)に運ばれており、けがの程度は不明。
宮崎淳の状況は確認中。
難民を助ける会から派遣されていたもう一人の職員、太田夢香(おおた ゆめか)は、8日に日本に帰国しており無事。
現在、事務局次長の大西清人が本日11月10日に日本を出発し、現地に向かう準備を進めている。現地時間11日昼には現地到着予定。
宮崎 淳(みやざき あつし)
難民を助ける会コーディネーター。2011年9月より東京事務局にて海外・国内事業を担当。大学時代から国際政治に関心を持ち、イギリスで紛争解決学を学ぶ。フィリピン支援のNGO勤務などを経て難民を助ける会へ。41歳。(大分県出身)
近内 みゆき(こんない みゆき)
難民を助ける会プログラム・コーディネーター。2011年10月より東京事務局勤務。大学時代に東西を結ぶ要衝に位置するトルコに興味を持ち、大学院ではトルコのEU加盟や移民問題などを学ぶとともに、トルコ、北キプロスで現地調査を行った。記者として新聞社に5年半勤務した後、難民を助ける会へ。32歳。(福島県出身)
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