1月24日(火)カンボジア水害緊急支援活動報告会を開催します
昨年秋、平年を上回る降水量と複数の台風に見舞われた東南アジアでは、各地で水害が発生しました。タイの洪水については数多く報道がありましたが、カンボジアでも2000年以降最悪と言われる水害が発生したことはほとんど知られていません。カンボジアでの被害は、死者247人、避難世帯46,000、被災者数は160万人(総人口の1割以上)と言われています。昨年末からようやく水は引きつつありますが、田畑や家畜、漁具などに大きな被害が出ており、収入源を失った被災者の方々に水害は今も暗い影を落としています。
難民を助ける会では、これまでの各地での洪水緊急支援の経験を活かし、カンボジアの被災地で支援活動を行っています。11月15日から2012年1月10日までに、トンレサップ湖の北部を中心に、のべ11の集落で、約2,600世帯に食料や生活用品などの支援物資を届けました。
1月24日、現地から一時帰国する園田知子が、被災地の状況やこれまでの支援活動、今後の課題などについてご報告します。ぜひお越しください。