フィリピン台風:緊急支援チームがセブ島を拠点に活動中
支援の届いていないセブ州北部での物資配付を準備中
日本生まれの国際NGO 、AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チーム(五十嵐豪、杉澤芳隆)は、11月14日(木)からフィリピンにおいて、現地の障がい者団体などと協力しながら、台風被災者の支援活動を実施しています。現在、セブ島を拠点に、物資配付の準備と、特に障がい者に関する情報収集を行っています。17日(日)には、セブ州北部のバンタヤン島でも調査を行いました。
セブ本島の北部や、セブ本島からフェリーで一時間ほどのバンタヤン島では、強風によって建物やインフラに大きな被害を受けていますが、支援は充分ではありません。さらに本島からの定期船のない他の小さな島々には、支援がほとんど届いていないことがわかりました。そこでAARでは、これら定期船のない島嶼部で現地の協力団体とともに食料等の緊急物資を配付すべく、調達などの準備を進めています。配付に際しては、災害時に特に困難な状況におかれがちな障がい者の方に特に配慮してまいります。また、19日(火)には甚大な被害を受けたレイテ島のタクロバンで調査を行う予定です。
※この活動は皆さまのご寄付に加え、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援を受けて実施しています。
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