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バヌアツ・サイクロン:被災から2週間―支援物資を配付しています

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衛生的な衣類のない被災者の方々へ洋服を提供

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一世帯分の衣類の詰まった袋を受け取り、笑顔を見せる被災家族。右はAARの柿澤福郎(2015年3月26日、バヌアツ・エファテ島)

特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan、本部=東京都品川区、理事長  長 有紀枝)では、3月13日に大型サイクロン「パム」に襲われたバヌアツに職員の柿澤福郎を派遣し、被災者支援を実施しています。首都のあるエファテ島や被害の大きかったタンナ島での調査に加え、国連をはじめ世界各地から集まった支援団体による調整会合での話し合いに基づき、3月26日、エファテ島東部のタカラ村で衣類を配付しました。

タカラ村は人口300人ほどの村で、防風林がないために強風被害を受けやすく、全壊家屋も多くみられました。衣類も吹き飛ばされ、拾ったものを乾かしたり、海水で洗ったりして子どもに着せるなどしており、衛生的にもよくない状態が続いていました。食料や建築資材の需要も大きかったものの、政府や他団体による大規模な配付が順次行われ始めたことを受け、AARでは衣類の配付を決定。3月26日、タカラ村で家が全壊した56世帯(約280人)に対し、子ども用も含めたTシャツやスカートなどを配付しました。

83の島からなるバヌアツでは、離島へのフェリーも少しずつ再開し、徐々に全域の被災状況が明らかになってきています。AARでは引き続き情報収集と支援を行ってまいります。



バヌアツ派遣スタッフ

柿澤 福郎(かきざわ ふくろう)

2013年5月よりAAR東京事務局でアフガニスタン、パキスタン事業などを担当。2013年フィリピン台風などの緊急支援にも従事。34歳、東京出身。

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郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
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  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

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【このプレスリリースに関するお問い合わせ】

担当:野際・山田
TEL:03-5423-4511
FAX:03-5423-4450

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