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バヌアツ・サイクロンから1ヵ月:支援の行き届かない離島へ

2015年04月14日  プレスリリース
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支援の行き届かない離島へ物資配付を継続

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エファテ島内の貧困地域の集落で、全145世帯に対し食料や毛布、衛生用品、台所用品などを配付。住民の方々は物資を受け取った後も会場に残り、AAR職員に感謝を伝えてくれた。右はAARの角谷亮(2015年4月2日、バヌアツ・エファテ島)

 特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan、本部 = 東京都品川区、理事長 長 有紀枝)では、 3月13日に大型サイクロン「パム」に襲われたバヌアツで、被災者支援を継続しています。3月18日か ら 4 月 4 日までは日本人職員を派遣し、5つの村で衣類や生活用品などを配付しました。現在は、現地 の協力団体を通じた支援を行っています。

 被災から 1ヵ月が経つ現在、自給自足を中心と していたバヌアツの人々は、農地が被災したこと で、今も食料を支援に頼らざるをえない状況が続 いています。また、復興に向けて農業の再開や家 屋再建等の需要も大きくなっています。政府や国 連機関をはじめ、AAR を含む各国の NGO などが 今も活動を続けていますが、支援を必要とする地 域は首都のあるエファテ島から離れた島々が多く、 物資の運搬に非常に時間がかかることに加え、運 べる容量も限られています。AAR では今後、現地 の協力団体を通じ、大規模な支援活動から漏れて しまう地域の方々に対し、当面必要とされる食料や 医薬品を届けてまいります。今後も現地と密に連絡 をとり、求められる支援を続けてまいります。

緊急募金にご協力ください

募金の受付を開始しました。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
  • 通信欄に「バヌアツ」とご記入ください。
  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

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