5月15日のNHKニュース「おはよう日本」でのインタビュー放映について
今朝(5月15日)のNHKニュース「おはよう日本」で、新しい安保法制に関する理事長の長有紀枝のインタビューが放送されました。コメントがごく部分的に使われておりましたため、以下に発言の大意をご紹介いたします。
記者の方のご質問は、今後難民支援を行う際にNGOとして自衛隊と協力したいか、というものでした。以下、長の回答の概要です。
「中立を担保されている軍隊であれば、支援活動のためであれば協力したい、情報交換であれば協力したいと思っている人たちもいると思う。しかし、紛争当事者とみなされる米国やその同盟国に対して、「後方支援」であれ何であれ支援活動を行い、紛争当事者である米軍や他国の軍隊と同一視されることになれば、私たちは、そうした自衛隊とは、あらゆる意味で、距離を置き、一線を画した活動をしていくことになると思う。」
安保法制に関する見解につきましては、長のブログ、
「新しい安全保障法制を考える―『人間の安全保障』の視点と、人道支援に携わるNGOの立場から」
でご紹介しております。ぜひ併せてご参照ください。
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