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特定非営利活動法人 難民を助ける会（AAR Japan、本部=東京都品川区、理事長  長 有紀枝）は、 ミャンマーとパキスタンで発生した水害の被災者に対し、緊急支援を実施します。

ミャンマーでは7月中旬以降、モンスーンによる洪水で12の州と地域で併せて100万人が被災し、少なくとも99人が亡くなっています。パキスタンではモンスーンにより同じく7月より各地で洪水が発生し、全土で160万人が被災、177人の死亡が報告されています（国連人道問題調整事務所）。両国ともに被災地域が広範にわたり、政府や行政などからの支援が十分には行き届いていません。

AARは1999年よりミャンマーに、2010年よりパキスタンに事務所を構え、日本人駐在員を派遣し、障がい者支援や難民支援を実施してきました。このたびの水害に対し、現地の団体と協力し、すぐに必要となる食料や生活用品等を配付する予定で、調査と準備を進めています。
ミャンマーに関しましては、8月6日時点の情報では被害が収束に向かっていたため、緊急支援はいったん見送りました。その後の情報で再び被害の拡大が確認され、またミャンマー政府からの支援の要請もあったことを受け、実施を決定しました。来週にも、ヤンゴン管区やマグウェイなど6ヵ所で配付を実施する予定です。
併せて緊急募金の受付を開始しました。どうか皆さまのご協力をお願いいたします。

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