理事長の長有紀枝が参議院の東日本大震災復興特別委員会で提言しました
「高齢者、障害者、女性や子どもなど、災害弱者の視点を含んだ支援を」
6月16日(木)に行われた参議院の東日本大震災復興特別委員会で、難民を助ける会理事長の長有紀枝が参考人として復興支援に向けた提言をしました。「震災がつなぐ全国ネットワーク」の栗田暢之代表、京都大学大学院工学研究科 (都市社会工学専攻)の藤井聡教授とともに、意見を述べました。
長は、長年海外で緊急支援を行い、また震災直後から現地で活動を続けるNGOの立場から、復興支援においても国際基準を活用して、高齢者、障害者、女性や子どもといった災害弱者に配慮した支援、またそうした方々を意思決定の場に含めることが必要であるなどと提言。その後は参加した議員から様々な質問を受けたり意見を求められました。以下は、当日の長の提言の要旨です。
「東日本大震災復興支援への提言」 |
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参考人:特定非営利活動法人 難民を助ける会理事長 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授 長 有紀枝 |
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はじめに
1. 「人間の安全保障」を確立する災害復興のために、国際協力の視点・知見を生かし、世界的な援助の潮流・ガイドラインを取り入れる
2. 災害復興の意思決定に、被災自治体・住民のみならず、障害者、女性など多様な当事者を含める "Nothing about us, without us."
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