「紛争下の女性に対する性暴力を防止する国際キャンペーン」に署名・参加しました
難民を助ける会は、2012年4月20日、ノーベル・ウイメンズ・イニシアチブによる「紛争下の女性に対する性暴力を防止する国際キャンペーン」に署名、参加しました。
国連事務総長によれば、世界中の3人にひとりの女性がレイプやジェンダーに基づく暴力の被害に遭っており、その人口は10億人にものぼります。なかでも紛争下における女性への性的暴力の問題は、世界中で長らく問題視されてきました。
「紛争下の女性に対する性暴力を防止する国際キャンペーン」は、これらの暴力を防止するための政治的なリーダーシップを確立し、被害者へ身体的・精神的な支援と保護を提供し、加害者処罰を含めた正義の実現を目指すものです。当キャンペーンはジョディ・ウィリアムズ氏(地雷禁止国際キャンペーン大使、ノーベル平和賞受賞者)が理事を務めるノーベル・ウイメンズ・イニシアチブにより、2011年9月に開始。現在参加する団体・個人を募っています。
難民を助ける会は当キャンペーンの一員として、啓発活動などを通じて国内での周知をすすめるとともに、国内外での活動時により一層ジェンダーに配慮してまいります。
また、難民を助ける会は、ジョディ・ウィリアムズ氏を迎えて、当会の創設者である相馬雪香(1912-2008)の生誕100周年記念シンポジウムを6月16日(土)に開催します。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。