理事長の長が国連中央緊急対応基金の諮問委員に就任
AAR Japan[難民を助ける会]理事長の長有紀枝は2012年9月13日、国連事務総長より、国連中央緊急対応基金(CERF)の諮問委員会のメンバーに任命されました。
CERFは、大規模な災害や武力紛争が発生した時に国連機関などが素早く対応できるよう、資金を拠出する基金です。世間の関心が薄れ、援助資金が不足したまま深刻化している長期事態にも対応します。諮問委員会は専門性や経験をもとに世界中から選出された18名の委員で構成され、委員はそれぞれの経験や見識を元に、基金の使い道について国連事務総長に助言を行います。
長は今年10月末に開催予定の諮問委員会会合から委員としての活動を始めます。国連による人道支援活動が有効に進められ、危機的状況にある方々に少しでも早く支援の手が届くよう、責務を果たして参ります。