理事長 長 有紀枝の新著『入門 人間の安全保障 恐怖と欠乏からの自由を求めて』のご案内
多様化する脅威から、誰がいかに人間を守るのか
長年にわたり世界各地で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉などで活動を続けてきたAAR理事長の長(おさ)有紀枝が、自身の実践と国際政治学の知見をふまえて解説する「人間の安全保障」の入門書が発売になりました。
21世紀に入ってもなお、武力紛争、言語を絶する人権侵害、虐殺が繰り返され、貧困問題や飢餓も解決されない国際社会の一員として、私たちはどのように生きていくべきでしょうか。またそのために何を知るべきでしょうか。「人間の安全保障」という概念を手掛かりに、本書を通じて一緒に考えてみませんか。
目 次
序 章 私たちが生きている世界
第1章 国際社会とは何か ‐ 成り立ちと現況
第2章 紛争違法化の歴史と国際人道法
第3章「人間の安全保障」概念の形成と発展
第4章「人間の安全保障」の担い手
第5章「恐怖からの自由」と「欠乏からの自由」
第6章「人間の安全保障」領域に対する取り組み
第7章 保護する責任
第8章 東日本大震災と「人間の安全保障」
終 章 「人間の安全保障」実現のために
- 定価882円(税込、送料別)
- 単行本274ページ 出版:中央公論新社
- 著者:長 有紀枝 略歴はこちらをご覧ください
難民を助ける会オンラインショップからご購入いただくと、売り上げの一部がAARの活動に充てられます。また、希望者には長有紀枝のサインが入ります。