東日本大震災:牡鹿半島の災害対策本部長による手記が完成しました
東日本大震災の際、宮城県・牡鹿半島の東浜地区で災害対策本部長を務めた豊島富美志さんの手記、『3.11 あの日から』(A5サイズ、180ページ)を作成いたしました。牡鹿半島の漁師町で、震災の当日何が起きていたのか、地域の人々は何に苦労し、どのように日常を取り戻していったのか。3月11日、海上での地震の体験から、359日目の「復興祭」まで、地元の復興のため奔走した豊島さんによる貴重な1年間の記録です。
一般の書店等では販売しておりませんが、AARに1,000円以上のご寄付を頂いた方に無料で差し上げます。ご希望の方は、以下より寄付の手続きをしていただき、通信欄で「豊島さんの書籍希望」とお知らせください。すぐにお送りいたします。(数に限りがありますので、品切れの際はご了承ください。)
豊島富美志(とよしま ふみし)
漁師。東日本大震災を受け、石巻市牡鹿半島にある東浜地区の災害対策本部長に就任。2011年10月13日に対策本部が解散となるまで、地域の復興のトップとして尽力した。AARが支援物資配付や巡回診療活動などを実施する際にも多大なご協力をいただいた。
3.11 あの日から 元東浜地区災害対策本部長 豊島富美志 回顧録
- 沖出し 3月
- 瞬く間に 4月
- 食料危機 5月
- 自衛隊撤退 6月
- 貧は士の常 7月
- 縁の不思議 新盆へ
- 浜が一つに 8月
- また孤立 9月
- 解散の時 10月
- 自立だ 11月12月
- ひと区切り 1月2月3月
- 復興の日まで 結び
- 発刊に寄せて:心優しき仁王様(AAR副理事長 加藤タキ)
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担当:杉澤
TEL:03-5423-4511