10/15(水)UNHCR難民映画祭のトークショーにスタッフが登壇します
変わりゆく祖国を見つめる、スーダンの若者たちのドキュメンタリー
UNHCR難民映画祭は、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所が主催する映画祭で、今年で9回目を迎えます。このたび、10月15日(水)セルバンテス文化センター東京での「ナイルのくちづけ」上映後のトークショーに、AAR東京事務局員の川越東弥(かわごえはるみ)が登壇します。
この「ナイルのくちづけ」という作品名は、スーダンの首都ハルツームで青ナイルと白ナイルが合流することを「歴史で最も長いキス」と表すことからつけられました。これは、分裂後も切り離せないスーダンと南スーダンの関係も象徴しています。2010年に南スーダンが独立し、国家の分裂という歴史的な瞬間に立ち会うことになったスーダンの若者たち。変わりゆく祖国は、若い彼らの目にどのように映るのでしょうか。
AARの川越東弥は、2013年2月から2014年8月まで地雷対策や感染症対策を実施するスーダン事務所に駐在しました。トークショーでは川越が肌で感じたスーダンの魅力、そして現地で出会った若者たちのことなどをお話しします。ドキュメンタリー作品を通じて、難民、国内避難民、 無国籍者の置かれた状況について、身近に考えてみませんか。皆さまのご来場をお待ちしています。
UNHCR難民映画祭 10月15日「ナイルのくちづけ」上映
日時 |
2014年 10月15日(水)18:30から(開場18:10) ※75分の上映後、トークショーを予定しています |
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会場 |
セルバンテス文化センター |
入場料 |
無料:会場にてUNHCRへのご寄付を募っています |
入場について |
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主催 | 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所 |
川越 東弥(かわごえはるみ)
大学卒業後、英国の大学院で障害学を学び、高齢者福祉施設などの勤務を経て、パレスチナ支援に取り組むNGOに入職、エルサレムに4年駐在。その後 2012年6月よりAAR Japan[難民を助ける会]東京事務局勤務。2013年2月から2014年8月まで地雷対策や感染症対策を実施するスーダン事務所駐在。北海道出身