エクアドル地震への当会の対応について
4月16日夜(日本時間17日朝)、南米のエクアドルにおいて、マグニチュード7.8の地震が発生し、甚大な被害がでています。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
この地震を受けて、AAR Japan[難民を助ける会]では緊急出動を検討しましたが、現在の国内外17ヵ国での通常の支援活動に加え、熊本地震対応に現在6名の緊急支援チームを派遣していることから、危機管理の点からも、また資金および対応職員の点からも、現在の私たちの体力では、エクアドルへの出動は困難と判断しました。
エクアドルへのご支援を考え、AARにお問い合わせくださった支援者の皆さまにお詫びいたします。
エクアドルへの出動は叶いませんが、私たちは、シリア、トルコ、スーダン、アフガニスタン、パキスタンなど現在の海外17ヵ国での対応、および、東日本大震災の被災3県、昨年の関東東北水害での国内の活動に加え、今回の熊本地震の被災者の方々の支援に注力してまいりたいと思います。
同時に、いつの日か、あらゆる危機に対応できるNGO組織に成長できるよう、職員および現地職員の安全管理に最大限の注意を払いながら尽力してまいりたいと思います。
引き続きご支援いただけますよう、よろしくお願い致します。
AAR Japan[難民を助ける会]理事長 長 有紀枝