7/2(月)「ミャンマー・ラカイン州における人道危機」にAARの長と中坪が登壇
7月2日(月)、赤十字国際委員会(ICRC)と上智大学国際協力人材育成センターが共催し、AAR Japan[難民を助ける会]が後援する公開セミナー「ミャンマー・ラカイン州における人道危機」に、AAR 理事長の長 有紀枝と、コックスバザール事務所の中坪央暁が登壇します。
ミャンマーのラカイン州では、2017年8月に発生した武力衝突を受けて、60万以上の人々が国内の他地域や隣国バングラデシュへ避難しています。しかし、同州北部地域に残った住民たちは、いまだ安全や経済的保障、基本的な公共サービスへのアクセスが確保されず、コミュニティー間の緊張にさらされるなど、厳しい状況下におかれています。
本セミナーでは、赤十字国際委員会が現地の最新状況やニーズ、今後の課題等について講演するほか、日本赤十字社とAARが、バングラデシュで行う支援活動について報告します。また、外務省がミャンマーおよびバングラデシュに対する日本政府の中・長期的な取り組みについて、上智大学が現在直面している人道危機の課題や日本の役割について論じます。
登壇者
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- ICRC ミャンマー代表部首席代表 ファブリッツィオ・カルボーニ(Fabrizzio Carboni)氏
- 日本赤十字社 国際部国際救援課救援係長 片岡 昌子氏
- 外務省 国際協力審議官 増島 稔氏
- 上智大学 総合グローバル教育センター長 小松 太郎氏
- AAR Japan[難民を助ける会]理事長 長 有紀枝(ファシリテーター)
- AAR Japan[難民を助ける会]コックスバザール事務所駐在員 中坪 央暁
使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)