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エーザイ株式会社とスーダンでのマイセトーマ対策事業にて協働契約を締結

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2019年2月12日、エーザイ株式会社とスーダンにおけるマイセトーマ対策事業の支援および現地調査に関する契約(期間:2019年2月~2020年1月)を締結しました。

AAR Japan[難民を助ける会]は、2013年よりアフリカのスーダンにてマイセトーマ対策事業を行っています。マイセトーマは最も顧みられない熱帯病(NTDs)の一つです。土壌から特殊な菌が手足の傷口を経由して体内に入ると考えられており、筋肉や骨を徐々に侵していく感染症です。AARは、マイセトーマの症状及び重症化予防のための知識を伝える活動や、スーダンの首都にあるハルツーム大学マイセトーマ リサーチセンター(MRC)を通じた手術チームの派遣、義肢・リハビリの提供を行っています。

活動の詳細はこちらをご覧ください。

エーザイ株式会社は、2015年よりマイセトーマに対する新薬開発の取り組みを開始しています。非営利研究開発機関であるDrugs for Neglected Diseases initiative(DNDi)とともに、マイセトーマの新規治療薬の共同開発をしており、現在、この臨床試験がMRCにおいて進行中です。

エーザイ株式会社の医薬品アクセス向上への取り組みの詳細はこちらをご覧ください。

地域に根差した活動を続けているAARと、マイセトーマの治療薬開発に取り組むエーザイ株式会社のパートナーシップを活用し、情報や医薬品が届きにくいスーダンという地で、マイセトーマに苦しむ方々が漏れなく、通院や服薬を継続できる体制づくりを目指します。

マイセトーマ学会に参加したエーザイ株式会社の飛弾孝之氏とAARスタッフの集合写真

2019年2月15日から17日にスーダンの首都ハルツームで開催されたマイセトーマ国際会議にて。エーザイ株式会社の飛弾隆之氏(左端)、AARの梶野杏奈(右から3番目)、同・北朱美(右から2番目)(2019年2月16日)

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