精神保健福祉ジャーナル『響き合う街で』に、AAR大室和也がコロナ禍における障がい者の生活の変化について寄稿
やどかり出版が発行する季刊誌『響き合う街で』95号に、理学療法士としてのキャリアもあるAAR Japan[難民を助ける会]佐賀事務所所長の大室和也が、コロナ禍がもたらした障がい者の暮らしの変化について寄稿しました。当会の事業地であるパキスタン、ミャンマー、ウガンダにおける感染状況、各地の状況に応じたコロナ対策の取り組みや課題を紹介するほか、障がい分野の視点からみた各種ツールのオンライン化における展望などについて述べています。
障がいのある方は、感染症罹患による身体的影響がとりわけ強く、充分な予防対策が求められます。一方で、生活介助者を利用している場合に介助者との距離を取ることが困難であるなど、予防策には多くの課題があります。また、開発途上国に暮らす障がい者の多くは、脆弱な生活基盤のもと予防を求められ、より支援が必要とされています。
*やどかり出版は、精神障がい者の生活を支える公益社団法人「やどかりの里」を母体にした出版社です。『響き合う街で』は、年に4回、季刊誌を発行しています。医療や福祉をめぐる多様なテーマを分かりやすく解説しています。
精神障害福祉ジャーナル『響き合う街で』No.95 特集 障害のある人と感染症
【コーナー】海外レポート「海外での支援活動から見えてきた世界の障がいのある人の状況」(佐賀事務所所長 大室和也)
【発行年月】2020年11月
【発行元】やどかり出版