支援者の方々との親睦を深め、さまざまなお話やご意見を伺いました
AAR Japan[難民を助ける会]では、10月28日、支援者の皆さまと当会の役職員との昼食会を開催しました。このイベントは、日ごろのご支援に対する感謝をお伝えし、活動のご報告をするとともに、ご支援くださる皆さまの思いやご意見、ご期待を直接伺って今後の活動に活かしたいと企画したものです。
お話がしやすい人数として、今回は34名の方をご招待し、当日は参加者3~4名とAARの役職員1~2名で各テーブルを囲みました。今後も回を重ね、できるだけ多くのご支援者の皆さまと親睦を深める機会を作れたらと考えております。
お食事には、当会の活動地のラオスやミャンマーなどの料理を取り入れた特製のお弁当をご用意。皆さまから「活動地は危なくないの?」「文化の違う国で活動するときに心がけていることは?」など日頃から気になっていることを質問いただきました。また、「チャリティチョコレートをきっかけに、マンスリーサポーターという寄付の方法を知り、軽い気持ちでできる額から支援を始めた」といった当会との出会いについてや、「東北の震災があって、何かできないかなと思っていた時ときに、AAR主催の天満敦子さんのコンサートツアーを知り、被災地を訪問できたことが良かった」などのイベントに関する感想もいただきました。
「AARは毎月ニュースレターが届き、どのような形で寄付が使われるか良くわかる」「AARから送られてくる年次報告を読むと、自分の寄付が役立っていることが分かり嬉しい」などのお話もあり、少しでもご期待に沿えていることを嬉しく感じました。
会の中盤では、皆さまからいただいたご寄付でどのような活動が実施できているか、ミャンマー避難民支援事業を担当するプログラム・マネージャーの古川千晶が報告しました。報告に対し「支援内容の報告を直接聞くことは大事だと思った」という感想も頂戴しました。
また、参加者の方がハロウィン仕様のかわいらしいお菓子を差し入れてくださり、じゃんけん大会で勝ち抜いた方へのプレゼントとさせていただきました。素敵なサプライズとなり会場は大いに盛り上がりました。
事前にお二人の方にお願いし、当会との出会いなどをお話しいただきました。「主宰するNGOでゴスペルのコンサートを開催し、その場で集めた募金をAARに寄付しています」「AARのオリジナルキャラクター・サニーちゃんがデザインされた、利用代金の一部がAARへの寄付になるクレジットカードをきっかけに支援をはじめ、現在はマンスリーサポーターとして応援しています」など、ご自身の得意分野やできることを通じた支援の方法を見つけてくださっていました。
開会と閉会のご挨拶には、それぞれ、会長の柳瀬房子と理事長の長有紀枝より、日ごろのご支援に対する感謝に続けて、支援する側として心得ていることや40周年目を迎えたAARの創設時の話などをお伝えしました。
参加者の皆さまからは「実際にどのような人が働いて活動しているのかが分かって良かった」「会長や理事長の話を直接聞けて良かった」「ほかの支援者の方々とお話しできて楽しかった」といった感想も頂戴しました。
少人数でテーブルを囲んだことでじっくりお話を伺い、また参加者の皆さまからは報告会などでは質問しづらいことも気軽に聞いていただけたりし、皆さまとの距離がぐっと近くなったように感じられ、とても嬉しく思いました。
参加者の皆さまからお寄せいただいたさまざまな思い、ご意見、ご提案を、よりよい支援活動、広報活動、ご報告などにしっかり活かしてまいります。
【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
東京事務局 稲邉 早苗
2011年10月より東京事務所スタッフとして広報・支援者業務を担当。大学卒業後、民間会社勤務を経てAARへ。宮城県出身