難民キャンプで手作り石けん配付:新型コロナ感染対策
新型コロナウイルス感染対策として、AAR Japan[難民を助ける会]が8月以降、緊急募金と合わせて呼び掛けた「石けんキャンペーン」に、全国から多数の石けんがご寄付とともに寄せられました。感染拡大を受けて一時帰国していたAAR駐在員が、それぞれの任地に戻りつつあり、皆さまからお送りいただいた石けんを現地で配付しています。ウガンダ、バングラデシュからご報告します。
南スーダン難民が暮らすウガンダ北部テレゴ県のインヴェピ難民居住地で11月16日、障がい児を持つ保護者を対象としたワークショップで、AAR駐在員が障がい児とその兄弟姉妹に石けんを配りました。難民居住地では現在、小学校(初等教育)の授業が再開されたのは最高学年だけで、多くの子どもが学習の機会を奪われたままです。AARは同国教育省が作成した家庭学習用教材、ノート、鉛筆・ペンを石けんと一緒に障がいのある子どもたちに手渡しました。
配付した石けんの一部は、大妻中野中学校・高等学校(東京都中野区)の高校2年7組の皆さんが手作りしたもので、石けんと文房具を受け取った4年生の女の子は「日本の高校生が作ってくれたんですか! ありがとうございます。ちゃんと手を洗って、たくさん勉強もしたいです」と笑顔を見せてくれました。
ミャンマーから逃れたイスラム少数民族、ロヒンギャ難民が約100万人滞留するバングラデシュ南東部コックスバザール県。ジャディムラ、アリカリ両難民キャンプで11月22~25日、AARが運営する子どもの活動施設チャイルド・フレンドリースペース(CFS)、女性の活動施設ウーマン・フレンドリースペース(WFS)の会合出席者とボランティア職員に石けんを配付しました。また、キャンプ周辺の農村部で開いた衛生啓発セッションに参加した12~15歳の女の子たちにカラフルな手作り石けんを配ったところ、「私たちと同じ世代の日本の女の子が作った」と知って顔を輝かせていました。
AARはコロナ感染の影響を受ける世界各地の難民の命と健康を守る活動に引き続き取り組んでまいります。皆さまの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
*石けんキャンペーンはすでに終了しました。
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