東京事務局
山本 祐一郎
今年も谷川真理ハーフマラソン大会に参加しました
2011年11月より東京事務局で勤務。米国の大学を卒業後、英国の大学院、インドネシアでの教育コンサルタントなどを経て、東日本大震災をきっかけに、難民を助ける会へ。
記事掲載時のプロフィールです
2012年1月8日、第13回谷川真理ハーフマラソン「地雷ではなく花をください」が荒川河川敷で開催されました。このチャリティマラソン大会は、難民を助ける会の地雷廃絶キャンペーン大使・理事である谷川真理の呼びかけで開催されています。参加費の一部や当日のチャリティオークションの売り上げが難民を助ける会の地雷対策活動に充てられます。ハーフマラソンに参加した山本祐一郎による報告です。
はじめてのハーフマラソンに挑戦
2kmの親子マラソン、3kmコース、約21kmのハーフマラソンとそれぞれのコースを走りに約1万人のランナーが集まった中、難民を助ける会の事務所からも、6名のスタッフが参加しました。ハーフマラソンに挑戦したのは、昨年も参加した杉澤芳隆と杉浦公則、そして初心者の吉田圭吾と山本の4名です。目標はとにかく2時間半以内に完走すること。出場が決まってから当日まで、短期間ではありましたが、それなりに特訓を積んできたつもりです。しかし、実際スタートラインに並ぶと緊張感と不安でいっぱいになります。
スタート地点 | 参加者が多いため、コースは上流側と下流側に分かれ、さらにそれぞれ15分間隔で3回に分けてスタートします。難民を助ける会の4人はそろって上流側コースで最後にスタート。難民を助ける会の応援団が駆けつけてくれました!気合を入れて行ってきます! |
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1km | 大勢のランナーが密集しすぎて、なかなか自由に走れない。女性やご年配の方がたくさんいるけど、皆さん相当鍛えてそうだ。負けないぞ! |
5km | 毎日5km走っていたので楽勝!(と言っても、たったの2週間の間だけど。)太陽は照っているけど、結構寒いな。しかも向い風が割と強い。最初の給水ポイントはパスしてちょっとだけペースを上げよう。 |
10km | そろそろ半分だ。ペースも割といいし、まだまだ余裕。2つめの給水ポイントで水分補給。坂を上がっていくと大きな橋に出てきました。 |
11km | 折り返し。1時間を切った!すでに折り返し点を越した杉澤さんとすれ違う。さすが経験者、速いぞ!杉浦さんと吉田さんはまだ見かけないけど、僕の後かな?2位をキープできるよう頑張ろう! |
13km | 昔痛めた右足がズキズキと痛み出す。前半飛ばしすぎたかな?悔しいけどスタートしてから初めて立ち止まる。残りはちょっとペースを下げて走ろう・・・と思ったら、後ろから杉浦さんが! |
14km | ペースを落としつつ、我慢しながらトロトロと走り続ける。杉浦さんに続き、吉田さんにも追い抜かれる。山本ピンチ! |
15km | う~ん、痛みが止まらない。本当にまずいぞ。さっきまでの勢いはどこに行った?ストップ&ゴーを繰り返しながら進む。前の方に僕と同じ赤いシャツを着た吉田さんが見える。せめて彼が見える範囲にいたい。けど、無理は禁物と、約1km先の最後の給水ポイントまで歩くことにする。 |
16km | とりあえず一休み。まだ5キロもあるのか?右足首をちょっとマッサージしてみるが、痛みはなかなか消えない。果たして2時間半以内に完走できるのか?いや、完走できるかどうかさえ危うい。経験者の2人はそろそろゴールかな?もし、ここで倒れて、3日後のカンボジア出張に行けなくなったらどうしよう・・・ちょっと大げさ? |
20km | 何も考えずに前進するのみ。喉がカラカラで足がフラフラする。吉田さんが前方に見えるおかげで何とか頑張れそう。何が何でもゴールを目指して! |
ギリギリで目標達成!
タイムは2時間25分!ギリギリで目標達成することができましたが、前半と後半の時間の差に愕然!大会直前まで続けた練習も無駄なあがきだったようです。トホホ。
終了後のステージでは、表彰式、チャリティオークションに続いて、オーストラリアのゴールドコーストマラソン、与論島でのヨロンマラソン、北海道でのノーザンホースパークマラソンの参加権が当たる抽選会が行われましたが、マラソンは当分勘弁してください・・・屋台に直行して腹ごしらえ!
後半はペースがガタ落ちだったものの、人生初のハーフマラソンを完走することができて、久々にすがすがしい気分を味わうことができました。海外で活動する団体の職員として、日々の体力作りと健康管理も頑張ろうと感じさせられました。楽しく、一生懸命走って、それが支援へとつながる。来年もぜひチャレンジしたいなーと思った大会でした。
ランナーのみなさん、次回は5月の谷川真理駅伝でお会いしましょう!最新情報は谷川真理オフィシャルサイトでご確認ください。