タジキスタン事務所
貝澤麻衣
駐在員のランチを紹介!あま~いデザートつきがタジキスタン流
2012年12月にAARへ入職。ラオス駐在などを経て、2014年8月よりタジキスタンへ。趣味はひなたぼっこ。神奈川県出身
記事掲載時のプロフィールです
12時になると同時に、ぱっと誰かが立ち上がり、声をかけて動き出すのがタジキスタン事務所のお昼時間。お弁当になじみの薄いタジキスタンでは、お昼は外食が一般的なため、スタッフ全員で出かけるのが日課になっています。
寒い冬を乗り切るカフェランチ
事務所の周りには3軒の食堂があります。郷土料理数品を出す食堂が2軒。「カフェ」と呼ばれるバイキング形式の食堂が1軒。その日の気分によって選びます。赴任したてのころは、日本の感覚で「ちょっとお茶でも」とカフェに入ったのに、おかずばかりが並んでいて戸惑ったものです。
最近私たちがはまっているのが、カフェ。ロシア料理のボルシチ(赤カブのスープ)をはじめ、ラグマン(麵入りスープ)やスパゲティ、さまざまな肉料理、ときには魚も並びます。好きなものが選べるうえに、料理が出てくるまでの待ち時間もなし。でも、何よりもみんなのお目当てはデザートです。全員が甘党のタジキスタン事務所では、デザートは必須。シルニキ(凝縮されたチーズを焼いたものにヨーグルトソースをかけたもの)やブリンチック(ジャムやクリームをクレープ生地で包んだもの)はお昼のシメに欠かせません。食後は、ごちそうさまの代わりにイスラム教のお祈り(顔を洗うようなしぐさ)を捧げ、食事を終えます。
ランチでほっと一息、エネルギーも満タンで、午後もがんばります!