
スマトラ島沖大地震緊急支援報告 手の届きにくい障害者へ迅速な支援を
障害者世帯へ緊急支援物資を配布しました
10月5日(月)に東京事務局の野際紗綾子と穂積武寛が現地入りしました。今回の大地震により甚大な被害を受けた西スマトラ州パダンで、政府や関連機関、障害児学校や、障害児も受入れている普通学校の校長先生十数名とミーティングを行いました。また被災した障害児の家を訪問してニーズ調査を実施しました。
10月7日(水)より現地のNGOやパダン市内の障害児、普通学校と協力しながら、障害者のいる565世帯(約4,000名)へ、緊急支援物資(1世帯当たり米5kg、水20リットル、魚缶、乾燥麺5袋、ろうそく5本)を配布しました。
以下は、現地から届いた被災地パダンの様子です。

パダン市内の国連の調整本部で関係者と被害状況を確認する野際(手前右)

被災地パダン市内の倒壊家屋。1階部分が押し潰されていた…

パダン市内の崩壊した商店。2階部分が崩れ落ちて大穴が空いてしまった…

電気も水も使えないため、家の前の用水路で洗濯する家族たち
支援の手が届きにくい障害者や深刻な被害を受けた方々へ
難民を助ける会では、支援の届きにくい障害者や深刻な被害を受けた方々へ、迅速に支援物資を届けるため、引き続き活動を行います。
皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。