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スマトラ島沖大地震緊急支援速報...第2弾 パダン市内の障害児世帯へ支援物資を配布しました

2009年10月08日  スマトラ地震緊急支援
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被害の甚大なパダンの障害者世帯へ緊急支援物資を配布しました

支援物資を受け取り喜ぶ障害児家族と野際

支援物資を受け取り、笑顔を見せるモハンマド・ファジャルちゃん(8歳・ダウン症、写真中央)とご家族(写真右。中央が野際)

認定NPO法人 難民を助ける会(東京都品川区=理事長 長 有紀枝(おさ ゆきえ))は、インドネシア・スマトラ島沖地震被災者支援のためスタッフ2名を被災地に派遣、7日(水)から特に被害の大きい西スマトラ州パダンにて、食糧と生活物資の配布を行っています。

配布にあたっては、同地区にある障害児も通う学校10校の協力を得、物資のパッキングや倉庫への運搬などに教員らが参加。障害者(児)のいる家庭565世帯(約4,000人)に、食糧や生活物資の配布を開始しました。

配布物資(1世帯当たり)

米5kg、飲料水20リットル、魚缶、乾燥麺5袋、ろうそく6本

現地の人たちの協力で物資を運びます

パダン市内に届いた緊急支援物資を倉庫に運ぶ。手伝ってくれているのは障害児学校の先生たち

障害者学校の先生たちの協力で米を袋に詰める

米を計り袋詰めにする作業。これも障害児学校の先生たちの協力のもとで

崩壊した障害児家庭の家

物資配布先の障害児の家も、多くがこのように崩壊していた

怖くて家には戻れず、小屋で寝起きする家族

「家の倒壊が怖いので、家の前にトタンで小屋を作り、寝起きしています」と話すユーシュナニアムティさん(右)一家

家の前に立てた小屋で雨露をしのぐ

ユーシュナニアムティさんの立てた仮りの小屋。この中で雨露をしのぐ生活が続く…

この子たちの生活が、一日も早くもとに戻るように…

支援物資を配り、タラちゃん(8歳・自閉症)にも少し笑顔が見えた

(2009年10月7日、穂積撮影)

難民を助ける会では、特に支援の届きにくい障害者や、被害の大きかった被災者を中心に、今後も支援を行ってまいります。

まだまだ被災地への支援は足りていません。どうか引き続きご協力をお願いいたします。

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