
スマトラ島沖大地震緊急支援速報...第2弾 パダン市内の障害児世帯へ支援物資を配布しました
被害の甚大なパダンの障害者世帯へ緊急支援物資を配布しました

支援物資を受け取り、笑顔を見せるモハンマド・ファジャルちゃん(8歳・ダウン症、写真中央)とご家族(写真右。中央が野際)
認定NPO法人 難民を助ける会(東京都品川区=理事長 長 有紀枝(おさ ゆきえ))は、インドネシア・スマトラ島沖地震被災者支援のためスタッフ2名を被災地に派遣、7日(水)から特に被害の大きい西スマトラ州パダンにて、食糧と生活物資の配布を行っています。
配布にあたっては、同地区にある障害児も通う学校10校の協力を得、物資のパッキングや倉庫への運搬などに教員らが参加。障害者(児)のいる家庭565世帯(約4,000人)に、食糧や生活物資の配布を開始しました。
配布物資(1世帯当たり)
米5kg、飲料水20リットル、魚缶、乾燥麺5袋、ろうそく6本

パダン市内に届いた緊急支援物資を倉庫に運ぶ。手伝ってくれているのは障害児学校の先生たち

米を計り袋詰めにする作業。これも障害児学校の先生たちの協力のもとで

物資配布先の障害児の家も、多くがこのように崩壊していた

「家の倒壊が怖いので、家の前にトタンで小屋を作り、寝起きしています」と話すユーシュナニアムティさん(右)一家

ユーシュナニアムティさんの立てた仮りの小屋。この中で雨露をしのぐ生活が続く…

支援物資を配り、タラちゃん(8歳・自閉症)にも少し笑顔が見えた
(2009年10月7日、穂積撮影)
難民を助ける会では、特に支援の届きにくい障害者や、被害の大きかった被災者を中心に、今後も支援を行ってまいります。
まだまだ被災地への支援は足りていません。どうか引き続きご協力をお願いいたします。