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スマトラ島沖大地震緊急支援速報...第6弾 被災した2つの集落へシェルター支援を開始しました

2009年12月07日  スマトラ地震緊急支援
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熱心に講義を聴く村人たち

シェルターの講習会に参加した村人たちは熱心に講義に耳を傾けました

難民を助ける会は、インドネシア・スマトラ島沖地震被災者支援のためスタッフ2名を被災地に派遣。10月7日(水)から特に被害の大きかった西スマトラ州パダンにて、食糧と生活物資を配布、11月9日からはジャパン・プラットフォームの助成を受け、パダン市内の障害児学校約34校の生徒約1,500人全員に対し、1人1日当たり1kgの米を緊急支援物資として毎日継続して12月半ばまで配布しています。

12月に入り、家屋に甚大な被害が出た2つの集落のシェルター(避難所)支援を開始しました。6日(日)には、アンダラス大学から耐震建築専門家の2教授にご協力いただき、村人へシェルターの建て方の講習会を開催しました。

シェルターは村人自身が建設するため、講習会には、支援対象となる2つの集落の長および各グループの代表者37名が参加しました。午前中は地震と耐震構造の大切さを、午後は耐震建築の重要事項とシェルターの建て方を説明しました。参加した村人たちからは積極的な質問があがり、おおいに盛り上がりました。

なお本事業は、SVA(シャンティ国際ボランティア会)との協力の下、2つの集落182棟のシェルター建設を支援していきます。村人たちが雨つゆをしのげるシェルターの完成を目指し、難民を助ける会は支援を続けます。

調査対象となる村へ入ります

被災地へ調査に入る難民を助ける会のスタッフ

倒壊した家の前で

地震により崩壊した家。難民を助ける会によるシェルター建設が急がれる

講習会風景

シェルター建設のための講習会。講義を行うのは日本の大学で博士号を取得した教授陣

講習会での質疑応答

質疑応答の時間には、村人たちから質問が活発に飛び交いました

まだまだ被災地への支援は足りていません。どうか引き続きご協力をお願いいたします。

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