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ハイチ大地震・速報第6弾 貧困層の200世帯へ緊急支援物資を配布しました

2010年02月05日  ハイチ緊急支援
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笑顔で支援物資を受け取る被災者の女性

「待ち望んだ水と食料でした」被災者の女性へ食料と生活必需品のセットを渡す難民を助ける会の五十嵐(右)(2010年2月4日川畑嘉文撮影)

認定NPO法人 難民を助ける会(東京都品川区=理事長 長 有紀枝<おさ・ゆきえ>)の緊急支援チーム(リーダー:大西清人 難民を助ける会事務局次長)が、マグニチュード7.0の大地震に襲われたハイチ共和国の大地震被災者支援のため、1月25日(月)に現地に向け出発。1月27日(現地時間)に隣国ドミニカ共和国に到着し、約300世帯分の支援物資を調達。同時に 29日にはハイチの首都ポルトープランス入りし、配布に向けた調査を実施、2月1日には支援物資を持って現地入りしました。

2月4日には、ハイチの首都ポルトープランスの中でも、貧困層が住み、被害が著しいシテ・ション地区の被災者を中心に、200世帯へ食料や生活必需品などの緊急支援パックを配布しました。

地震で怪我をし、松葉杖をついて受け取る被災者も

地震で怪我をし、松葉杖をついて受け取る被災者も(右は大西)(2010年2月4日川畑嘉文撮影)

緊急支援パックの内容は以下の通り:
食料:米(4.5kg)、豆(900g)、ビスケット(12枚入り1パック)、食用油(約4リットル)、魚缶(1缶)、ソーセージ缶(1缶)、飴(1袋)、水(500ml×2本)、ロングライフ・ミルク(1リットル)、ロングライフ・フルーツジュース(200ml×2本)
生活必需品:バケツ(1個)、石鹸(4個)、タオル(大1枚)、洗濯粉(400g)、女性用ナプキン(10個入り)、食器洗い用スポンジ(1個)、ロウソク(15本)、マッチ、トイレットペーパー(4ロール入り)

人々は事前に配布したクーポンと引き換えに、順番に支援物資を受け取る

シテ・ション地区は貧しい人々が暮らす迷路のようなスラムの一角。支援の行き届かない世帯を優先し、緊急支援パックを配布した(2010年2月4日川畑嘉文撮影)

配布の順番を校庭の外で待つ人々

支援物資の配布は近所の小学校の校庭で実施。混乱が起きないよう、人数制限をして順番に呼び入れたため、順調に配布することができた(2010年2月2日川畑嘉文撮影)

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