ハイチ大地震速報・第11弾 雨季をむかえる被災地で、防水シートと生活物資を配布しています
難民を助ける会は、1月12日に発生したハイチ大地震による被災者支援のため、緊急支援チームをハイチに派遣。ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて、支援物資の配布を続けています。
物資は隣国ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで調達し、トラックで被災地のハイチ・ポルトープランスへ運びます。
4月6日(火)、ポルトープランスのグアテマラ小学校に避難している213世帯 (約1,000人相当)に、プラスチックシートとパスタや豆、トマト缶、ソーセージ缶などの食料、バケツ、タオル、女性生理用品、石けんを配布しました。
また、翌4月7日(水)にはリアルヴァイヤン地区に住む605世帯(約3,000人相当)にも上記の支援物資を配布しました。
両地区とも、地域のリーダーやボランティアが協力してくれたおかげで、混乱もなく、スムーズに配布することができました。
雨が降り始め、さっそく防水シートが役立っています!
ハイチでは、3月上旬から雨季に入っており、まだ一日中降り続くまでではないものの、夜間に雨が降ることが多くなってきています。
首都ポルトープランス近郊のレオガンで3月18日、テント暮らしを続ける被災者に防水シートを配布しました。3日後、同地区で食料などの生活物資の配布を行った際、「シートをもらった直後に雨が降り、おかげでとても助かりました」と感謝が伝えられました。
大地震から早くも2ヵ月半が経過しましたが、長引く避難生活による疲れが、人々に大きな負担を強いています。
被災者が1日も早く、もとの生活を取り戻せるよう、引き続き皆さまの温かい支援をお願いいたします。