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東日本大震災(31):震災から1ヵ月・復興に向け医療や施設修繕支援も

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高齢者や障害者、離島などに物資を直接届けています

宮城県の網地島にフェリーで支援物資を配付。

宮城県の離島、網地島に、フェリーで乾電池を段ボール24箱分と水4トンなどを配付。港で待っていたトラックに次々と積み込みます(4月2日、撮影:難民を助ける会小林通孝)

難民を助ける会は、東日本大震災に際し、3月13日(日)から被災地で支援活動を行っています。宮城県仙台市と岩手県盛岡市の2カ所に事務所を開設し、これまで緊急支援チームとして計30人を派遣。県の対策本部や福祉課などと調整をしながら、宮城県、岩手県、福島県、山形県で、特に支援から取り残されがちな避難所や障害者施設、高齢者施設、避難所以外の場所で避難生活を送る方々、離島など、のべ約170カ所、2万人に、食料や水、燃料、生活必需品を直接届けました。

高齢者や障害者は、食事や医療設備などの面で特殊な事情を抱えた方も多く、迅速かつきめ細やかな支援が必要とされます。日々刻々と変わるニーズを把握し、今必要とされている物を速やかに届けられるよう努めています。
今後も、特に困難な状況にある被災者の方々へ、引き続き不足している物の配付や炊き出しのほか、復興に向けて医療支援や施設の修繕なども行ってまいります。

3月13日(日)-4月8日(木)の配付活動実績

配付した施設など のべ約170ヵ所 約20,700人
宮城県仙台市、石巻市、気仙沼市、名取市、登米市、東松島市、女川町、多賀城市、岩沼市、南三陸町、山元町、塩釜市、岩手県大槌町、大船渡市、陸前高田市、釜石市、山田町、福島県相馬市、南相馬市、山形県上山市ほか
被災地に届けた支援物資 軽油13,600リットル、灯油4,400リットル、ガソリン2,060リットル、水13トン、米2トン、みかん・バナナ各2トン、牛乳480パック、ようかん25,000本、ほか食品(レトルト食品、介護食、缶詰、みそ、しょうゆ、栄養補助食品など)、毛布1,000枚、下着・衣類・マフラー25,000枚、タオル・手拭い50,000枚、風呂敷3,000枚、マスク60,000枚、カイロ5,000個、寝袋3,400枚、かぜ薬など60箱、歯ブラシ10,000本、紙おむつ60,000枚、女性用衛生用品17,000個、乾電池段ボール80箱分、育児用品(離乳食、おしゃぶりなど)、高圧洗浄機30台、チェンソー30台、長靴100足、絵本・本20箱分、クレヨン200セット、携帯電話充電器120個、パソコン6台ほか

配付実績一覧表はこちらをご覧ください。

※これらの物資はすべて、全国の企業や個人の皆さまからご提供いただいたり、国内外からお寄せいただいた募金、およびジャパンプラットフォーム(JPF) の助成で購入しました。運搬や配付にあたっても大変多くの方々にご協力いただいています。すべての方々をご紹介することができませんが、何卒ご容赦くださ い。皆さまのあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

緊急募金にご協力ください

皆さまのお気持ちを、被災された方々に確実にお届けします。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
*通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。*領収証が必要な方はその旨お書きください。

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