2010年に寄贈した自転車と救急カートが大活躍しています
2010年8月に首都ルサカ近郊のチパパ地域の家庭訪問看護グループに難民を助ける会が寄贈した、16台の自転車と8台の救急カートが大活躍しています。このグループでは、25人のボランティアが、地域の125人のHIV陽性者の自宅を訪問し、体調管理や心のケアを行っています。自転車は、広いチパパ地域に点在する陽性者の訪問に大活躍しています。また、救急カートは、急病人の緊急搬送に使われています。車はもちろん自転車すら持つ人がほとんどいない地域なので、住民は、「いざというときにはいつでも病院に行ける」と、とても安心しているようです。
【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
ザンビア・ルサカ事務所駐在 山井 美香
2009年11月よりザンビア・ルサカ事務所駐在。大学を卒業後、航空会社に勤務。その後米国の大学院で公衆衛生学を勉強し、難民を助ける会へ。(兵庫県出身)