活動ニュース

東日本大震災(58):震災から3ヵ月-これまでの活動実績

2011年06月10日  日本緊急支援
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障害者や高齢者、在宅避難者を中心に必要な支援を届けていきます

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宮城県石巻市牡鹿半島の福貴浦会館で避難生活を送る平塚さん(左)。医療チームが2度目の巡回診療で訪れると、「また来てくれてありがとうね。安心するわ」と言ってくださった。右は医療チームの看護師・関井瑞穂(5月6日、川畑嘉文撮影)

難民を助ける会では、東日本大震災の被災者の方々のため、3月13日から被災地で支援活動を行っています。支援物資の配付に加え、現在は医療支援、施設の修繕、炊き出し、コンテナハウスの設置などを行っています。

皆さまのご協力を得て実施した、現在までの活動実績をご報告いたします。難民を助ける会では、引き続き支援の手が行き届きにくい障害のある方々やご高齢者、在宅避難者などの被災者の方々のために支援活動を続けてまいります。

支援物資の配付

3月14日(月)-6月9日(木)までの配付活動実績

配付した施設など のべ600ヵ所 約65,000
宮城県仙台市、石巻市、気仙沼市、名取市、登米市、東松島市、女川町、多賀城市、岩沼市、南三陸町、山元町、塩釜市、岩手県大槌町、大船渡市、陸前高田市、釜石市、山田町、福島県相馬市、南相馬市、山形県上山市ほか
被災地に届けた支援物資

軽油13,600リットル、灯油4,400リットル、ガソリン2,060リットル、水14トン、米2.5トン、みかん・バナナ各2トン、牛乳480パック、ようかん41,000本、野菜(じゃがいも、人参、玉ねぎ、ほうれん草など各100キロずつ)、ほか食品(レトルト食品、介護食、缶詰、みそ、しょうゆ、栄養補助食品など)、毛布1,000枚、下着・衣類・マフラー25,000枚、タオル・手拭い50,000枚、風呂敷3,000枚、マスク70,280枚、カイロ5,000個、寝袋3,400枚、かぜ薬など60箱、歯ブラシ10,000本、紙おむつ60,232枚、女性用衛生用品17,000個、乾電池段ボール80箱分、育児用品(離乳食、おしゃぶりなど)、高圧洗浄機32台、チェンソー30台、スコップ12本、長靴100足、絵本・本20箱分、クレヨン200セット、携帯電話充電器120個、パソコン10台、自転車70台、洗濯機11台、乾燥機21台、冷蔵庫9台、たん吸引機2台、介護ベッド4台、折り畳みベッド2台、ふとん30セット、車いす4台、発電機1台、包丁20丁、まな板20挺、カラーボックス10個、本棚1個、衣装ケース2個、除菌スプレー500本、ハンドソープ168個、老眼鏡100個、ぬいぐるみほか

福島県の仮設住居・借上げ住居に入居する全世帯(約35,000世帯)への生活必需品支援

難民を助ける会では、特定非営利活動法人 ADRA Japanと共同で、福島県内の仮設住居・借上げ住居に入居する全世帯(約35,000世帯)を対象に、生活必需品の支援を行っています。被災地域では日本赤十字社が家電製品6点セットを配付することが決まっており、難民を助ける会が配付するのはそれ以外の生活必需品で、台所用品、お風呂用品、掃除機、こたつまたはちゃぶ台、食器棚等、福島県や地元自治体から要請に基づき選定しています。難民を助ける会が対象とするのは、福島県の相馬地方の4町村(相馬市、南相馬市、新地町、飯館村)と、双葉郡の富岡町、川内村など。地域の経済復興に寄与することを目的に、相馬市と南相馬市に対しては地元の商工会と連携し、可能な限り物資の調達を地元で進め、すでに配付を開始しています。

医療支援

在宅避難者の多い牡鹿半島の牧浜、竹浜、狐崎浜、鹿立、福貴浦、小積浜、小淵浜の各地区で、住人約640人を対象に、地元の安田敏明医師を中心とした医療チームによる巡回診療と、慢性疾患の診察や感染症の予防、精神的なサポートなどの保健活動を行っています。4月9日から5月31日までに、のべ481名の方々の診察を行いました。

巡回バスの運行

難民を助ける会では大型バスが通行できなくなった宮城県石巻市牡鹿半島で、被災された方々の交通の便を確保するため、萩浜地区で1日2便、鮎川地区で1日1便、小型車両による巡回バスを運行しています。4月10日からこれまでに、荻浜地区ではのべ530人、鮎川地区ではのべ220人の方にご利用いただきました。交通網の復旧作業が進み、震災前の運行車両が通行可能となったため、当プロジェクトは6月4日に終了しました。

炊き出し

難民を助ける会では、株式会社イングラムが実施する「ピースプロジェクト」と共同で、宮城県と岩手県の避難所などで炊き出しを行っています。この活動は3月31日から始まり、5月31日までに、宮城県、岩手県、福島県にて炊き出しを行いました。

炊き出しを行った場所

のべ48ヵ所 約16,650食
宮城県:石巻市渡波、石巻市相川、石巻市北上町、石巻市鮎川(牡鹿半島)、仙台市若林区、多賀城市、南三陸町志津川、南三陸町歌津、気仙沼市新月、気仙沼市鹿折、気仙沼市面瀬  岩手県:釜石市、山田町  福島県:南相馬市原町

炊き出しメニュー 徳島ラーメン、おでん、ビーフシチュー、焼きそば、から揚げ、野菜スティック、中華丼、ビーフステーキ、オニオンスープ、マグロ丼、ちゃんこ鍋、アップルパイ、オニオンソテー、ミネストローネ、三色丼、あら汁、五目ひじき、さつま揚げ、ロールキャベツ、卯の花、炊き込みご飯、とん汁、煮魚、キャベツとほうれん草のおひたし、そうめん、つみれ汁、手作りスイートポテト、手作りラングドシャ、サムゲタン、焼き鳥、豆腐としめじの味噌汁、肉じゃが、小松菜のお浸し、ミートソースパスタ、ポテトサラダ、白菜・ニンジンとシイタケの味噌汁、菜の花のおひたし、いなりずし、そぼろと大根の煮物、かしわもち、白身魚フライ、大根味噌汁、根菜サラダ、フルーツゼリー、うどん、杏仁豆腐、肉野菜炒め、餃子、ボルシチ、あさりの味噌汁、タコマリネ、キャベツと小松菜の味噌汁、いかわさび、シーフードカレーライス(ホタテ・アサリ・エビ入り)、甘酒と和菓子、ほか

施設の修繕

難民を助ける会では震災で被害を受けた高齢者施設や障害者施設が活動を再開できるよう、地元の建設会社と協力して、敷地内の地割れや建物のひび割れの修繕を行っています。4月21日には、岩手県陸前高田市の障害者施設「あすなろホーム」にて地割れした駐車場の補修工事を完了しました。今後も、宮城県、岩手県の被災地域において、各県の福祉課、社会福祉協議会や関連するネットワーク団体と調整の上、障害者施設及び高齢者施設の修繕を実施していきます。

コンテナハウスプロジェクト

難民を助ける会では宮城県牡鹿郡女川町にて、長引く避難所生活を送る被災者の方々のためにコンテナハウス10棟を設置しました。

「被災地へ温泉を運ぼう」プロジェクト

難民を助ける会では、万葉倶楽部株式会社(神奈川県横浜市) や株式会社アセンディア(東京都品川区)などとの共同で「被災地へ温泉を運ぼうプロジェクト」を実施。初回の4月9日には神奈川県の湯河原温泉にご協力いただき、宮城県東松島市の避難所となっている矢本第一中学校、赤井市民センター、牛網小学校、浅井公民館の4ヵ所に配湯し、被災者の方々に温泉をご提供しました。4月12日からは宮城県の鬼首温泉のご協力で、東松島市の矢本一中(移転先が2箇所に分散)、牛網コミュニティーセンター、赤井市民センター、浅井公民館、宮戸小学校と、石巻市の石巻祥心会の計6ヵ所に対して日曜日を除く毎日配湯され、1日500~600人の被災者の方々に入浴いただきました。当プロジェクトは、5月末まで継続しました。

「手作りトートバッグで被災地を応援しよう」プロジェクト

被災地の避難所や高齢者施設からの声を受け、手作りのトートバッグを募集しました。5月20日の締切までに、国内外から約5,000枚もの手作りバッグが届きました。難民を助ける会のメインキャラクター「サニーちゃん」のぬいぐるみストラップを、ボランティアがバッグにひとつひとつ取りつけ、被災地の高齢者の方々を中心に配付を開始しました。

被災小中学校の精神的ケア(福島県相馬市)

相馬市内の被災小中学校や幼稚園児の精神的ケアを目的に相馬市の呼びかけで結成された「相馬フォロアーチーム」というNPOを支援しています。臨床心理士や保健士をメンバーに、各校・園でケア活動の実施や、市内児童生徒の交流を目的としたイベントなどを実施しています。

※支援活動にあたっては、企業や団体、学校、個人の皆さまからのご寄付や物資のご提供などのご協力、およびジャパンプラットフォーム(JPF) からの助成を得て行っています。すべての方々をご紹介することができませんが、何卒ご容赦ください。皆さまのあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

緊急募金にご協力ください

皆さまのお気持ちを、被災された方々に確実にお届けします。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
*通信欄に「東日本大震災」とご記入ください。*領収証が必要な方はその旨お書きください。

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