東日本大震災(72):手作りのトートバッグが大人気
手作りバッグがとても喜ばれています
東日本大震災の被災者を支援する中で、「小さな手提げかばんが欲しい」という声をあちこちで聞きました。避難所で小物を整理したり、支援物資を持って帰ったりするのにバッグがあると便利なのですが、かばんなどの日用品を震災ですべて失ってしまった方が多いからです。そこで、難民を助ける会では全国の皆さまに手作りトートバッグの作成と寄贈を呼びかけたところ、短い募集期間にも関わらず、約5,000個のバッグを送っていただきました。
このバッグに難民を助ける会のマスコット「うさぎのサニーちゃん」のぬいぐるみストラップを付けて、作ってくださった方からのお手紙とともに、被災地の方々にお届けしています。これまでに高齢者施設や避難所、炊き出し会場などで約4,000個をお渡ししましたが、心のこもった手作りバッグはどこでも大好評です。残りの約1,000個もすでにご希望を頂いていますので、順次お届けしていく予定です。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございます。一部ですが、お届けの様子をご報告します。