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ケニア水害緊急支援:被災者へ支援物資を届けています

2013年05月02日  ケニア緊急支援
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避難先で待つ人々のもとへ、いち早く必要な支援を

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3週間前に避難してきた家族。「持ってきたバナナも底をつきました。他の農作物は水害の影響で収穫できません」(2013年4月27日 ケニア・ガリッサ県)

今年3月から続く大雨で洪水が発生し、死者54名を含め被災者8万人を超える被害が出ているケニア。AAR Japan[難民を助ける会]はケニア赤十字ガリッサ支部と協力し、北東州ガリッサ県のガリッサ市内およびAARの活動地周辺の避難民キャンプなどで、被災者への緊急支援物資の配付を進めています。ケニアでは例年、3月から5月までが雨季にあたるため、5月末までは被害が一層拡大する可能性があり、予断を許さない状況です。

5月1日には第一弾として、AARの活動地に近いガリッサ県ファフィ郡のグヨ小学校に避難する59世帯(413人)へ、1世帯あたりプラスチックシート1枚、毛布2枚、蚊帳2枚、石けん2セット、10リットルのポリタンク2個を届けました。食糧については、ケニア赤十字やケニア政府が支給しているため、AARでは生活必需品に限定して配付します。緊急支援物資の配付は雨季が終了する5月末まで行います。水害に苦しむ方々のため、引き続き皆さまのご支援をお願いいたします。

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大雨によりタナ川の水位が上がり、周辺の家が水没してしまいました(2013年4月27日 ケニア・ガリッサ県)

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水害から逃れてきた母親と、避難先で疲れ果て横たわる子ども(2013年4月27日 ケニア・ガリッサ県)

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やっと届いた毛布や蚊帳などの生活必需品。左の袋に1世帯分ずつ詰めていきます(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

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袋に詰めた支援物資を倉庫に運び、数を慎重に確認します(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

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大雨により道路がぬかるんでいるため、トラックではなく小型の車両に載せ避難所へ運びます(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

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配付先の避難所には、多くの人々が支援物資を今か今かと待っていました(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

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いよいよ配付を開始します。本当に支援が必要な人に届けられるよう、配付者リストと照らし合わせながら一人ひとりに手渡します(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

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「ありがとう」洪水から避難してきた子どもも、支援物資を大切そうに抱えて持ち帰りました(2013年5月1日 ケニア・ガリッサ県)

緊急募金にご協力ください

募金の受付を開始しました。どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
  • 通信欄に「ケニア水害」とご記入ください。
  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

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【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

ケニア事務所駐在 高城 大吾

民間企業を経て、イギリスの大学院で紛争からの復興支援を学ぶ。2011年5月よりAAR東京事務局にて勤務し、福島県での支援を中心に東日本大震災緊急・復興支援などに従事。2012年2月よりケニア駐在員

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