ケニア:続く洪水被害、家に帰れない住民たち
今も村から水が引かず、帰れる目処は立ちません
洪水が発生したケニアで、引き続きケニア赤十字と連携して支援物資の配布を行っています。5月1日の第一弾に続き、5月2日はガリッサ県ファフィ郡の2つの地域で計89世帯に、4日はタナ川沿いの貧困世帯16世帯に、今すぐに必要な防水シート1枚、毛布2枚、蚊帳2張り、石鹸2セット、10Lのポリタンク2個をセットにして手渡しました。同時に被害状況を調査しています。
タナ川沿いには、もともと貧困世帯が密集して暮らしていました。家は非常に脆い作りのため、被害も甚大です。今も家が水底に沈んだままの方、浸水した家の下半分を流されてしまった方、家財道具を何一つ持ち出せずに避難した方が、たくさんいます。特に困っている方々に確実に物資を届けられるよう、ひとりひとり被災状況をしっかり調査のうえ、物資をお渡しします。支援物資の配布は、今週いっぱい続けます。
緊急募金にご協力ください
募金を受け付けています。どうぞご協力をお願いいたします。
郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会 |
- 通信欄に「ケニア水害」とご記入ください。
- 領収証が必要な方はその旨お書きください。
最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています
- 難民を助ける会アカウント(@aarjapan) http://twitter.com/aarjapan
- 難民を助ける会メールマガジン 登録はこちらから
【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
ケニア事務所駐在 松本理恵
2004年4月より東京事務局でアフガニスタン、カンボジアなどの事業を担当、2010年からのパキスタン駐在を経て、2012年4月よりケニア駐在。これまでスマトラ島沖大地震(2009年)やハイチ大地震(2010年)などで緊急支援に従事した経験をもつ。