ミャンマー:洪水被災地に支援物資を運んでいます
支援物資の調達が進んでいます
AARは、ミャンマー(ビルマ)南東部のカレン州において、2013年7月下旬から発生した洪水の被災者に対し、支援物資配付の準備を進めています。
2013年7月からミャンマー南東部を襲った大雨は8月も断続的に続いており、住民の生活を脅かしています。被害の大きかったカレン州では一時は約33,000人が避難しました。今週も再び雨が多く、パアン周辺でも新たな避難所がいくつも設置されているという情報も入ってきています。
こうした状況を受けてAARは、今年7月に地雷対策活動のために新たに設立したパアン事務所を拠点に、被害が甚大なラインブエ川周辺で、支援の手の届いていない7つの村の計475世帯に支援物資を配付します。一般世帯には食料と生活必需品を、農家には今後の農作業を再開できるよう、肥料と燃料を届けます。(当初農家には作物の種を配付することを検討していましたが、ミャンマー政府が種を配付することが決まったため、重複を防ぐため肥料に変更しました。)
被災状況の調査を経て、現在支援物資の調達と被災地への輸送を進めています。8月29日には最初の物資配付を行う予定です。引き続き皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
配付予定の支援物資(1世帯あたり) |
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一般世帯へ:米(50kg)、大判タオル1枚、毛布2枚、コップ1個、浄水ネット1個、蝿帳1個、スプーン12本、お皿5枚、洗剤1ケース、石けん1個、バケツ1個、歯磨き粉1本、歯ブラシ5本 農家へ:ディーゼル燃料(約14リットル)、肥料(50kg) |
※この活動は、皆さまからのあたたかいご寄付に加え、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しています。
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郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会 |
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【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
東京事務所 古川 千晶
大学卒業後、人材コンサルティング会社などを経てイギリスの大学院で国際開発学を学び、帰国後AARへ。2010年10月よりハイチ駐在。2012年1月からは東京事務局で勤務し、アフガニスタン事業、ミャンマー事業を担当。