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夏休み小学生向けイベント「もしもしアジア」を開催しました

2013年09月12日  啓発日本
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ミャンマー、アフガニスタンと東京をスカイプでつなぎました

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AARヤンゴン事務所とのビデオ通話。現地職員のティンザー(画面右)と駐在員の本川南海子(左)。右手前は司会の穂積武寛 2013年8月21日

2013年8月21日、AAR Japan[難民を助ける会]3階のイベントスペースで、小学生対象の夏休みイベント「もしもしアジア」を開催しました。このイベントでは、ヤンゴン(ミャンマー(ビルマ))、カブール(アフガニスタン)各事務所のAAR現地職員が、参加した子どもたちとインターネット経由のビデオ通話(スカイプ)で直接交流しました。「ミャンマーの回」、「アフガニスタンの回」の2回に分けて開催し、小学生計33名とその保護者13名にご参加いただきました。

現地職員の短い自己紹介ビデオを見たあと、38年間中学校と高校で社会科の教諭を務めた澤内隆先生(文教大学国際学部非常勤講師)が、国旗やその国の生活についてクイズやビンゴゲームを交えて楽しく紹介。そのあと、各国の暮らしや天候、文化、仕事、学校のことについて、どんな質問をしてみたいかグループに分かれて考えてもらいました。

それぞれのグループが考えた質問は「アフガニスタンで一番高級な料理はなんですか?」「外国では母国語ではなく英語で勉強することもあると聞きました。ミャンマーではどうですか?」など、ユニークなものばかり。現地職員は、ときに思いがけない質問に考えこんだりしながらも、楽しんで質問に答えてくれました。

最後は大きな声で「さようなら!」と現地の言葉で現地職員にお別れのあいさつ。子どもたちはスカイプ用カメラに向かって大きく手を振ってくれました。

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講師の澤内隆先生(右)と一緒に、クイズやビンゴゲームを通してミャンマーとアフガニスタンの基礎知識を勉強。子どもたちは澤内先生のダジャレに笑いながら、楽しく学んでいました

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AAR事務所近くのミャンマー料理屋さん「May」にご協力いただき、ミャンマーの伝統的なお菓子を味見してもらいました

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「家族のこと」「趣味・遊びのこと」「食べるもの・着るもの」などのテーマに沿って、グループごとに質問を考えました。子どもたちは、少し恥ずかしがりながらも、いろいろな質問を出してくれました

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子どもたちが質問を考えている間、澤内隆先生が保護者向け講座を開いてくださいました。世界の国旗の持つ意味や、家庭でできる国際理解教育についてお話しいただきました

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イベントの終わりには、スカイプで話した現地スタッフに宛ててお手紙を書いてもらいました。翻訳して本人に届けます。お返事待っててくださいね!

ご参加くださった方からの感想の一部をご紹介します。

ミャンマーの回

  • ミャンマーには、きせつが3つしかないことにおどろきました。ミャンマーのことば「ミンガラーバー(こんにちは)」「タター(さよなら)」「チェーズティンバーデー(ありがとう)」3つもしれてよかったです。(小3女)
  • わたしはずっと前から世界のことをもっと知りたいと思っていて今日、ミャンマーのことを知れました。うれしかったです。もっといろんなこと教えてください。(小3女)
  • アジアの国の文化や言語にふれる機会は少ないのでとても有意義でした。(保護者)
  • 発展途上国の方との交流は家庭ではむずかしいので貴重な経験となりました。(保護者)

アフガニスタンの回

  • アフガニスタンのことをよく知れました。日本とちがうことやにているところがありました。(小6男)
  • 今日はヤマさんのおかげでアフガニスタンのことがよくわかりました。だからもっとアフガニスタンのことをしらべようと思いました。(小5女)
  • 直接現地の方と話せるのが良いと思いました。子どもの夏休みの新聞作りに役立ちそうです。アフガニスタンに対する印象も変わりました。(保護者)
  • Mr.ヤマが一生懸命子どもたちの質問に答えてくれて、いい思い出が出来ました。澤内先生の国旗のお勉強も大変興味深く、子どもに教えてあげたいと思います。(保護者)

参加費、チャリティグッズの売り上げ、当日の募金を合わせた収益(25,600円)は、当会の支援活動のために大切に活用させていただきます。ご参加いただいた皆さま、また当日ボランティアとしてお手伝いくださった頌栄女子学院の生徒の皆さまに心より御礼申し上げます。

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務局 松本 夏季

2012年4月より東京事務局にて広報担当。大学卒業後、大学院在学中に国際機関でインターンとして勤務。大学院卒業後、AARへ

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