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スーダン:水害被災者に支援物資を届けました

2013年11月08日  スーダン緊急支援
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水害で被災した130世帯に支援物資を届けました

支援物資を受け取った男性

「ありがとう」。蚊帳(赤い包み)と毛布を受け取った水害被災者の男性(2013年11月2日)

2013年11月2日、AARは水害に見舞われたスーダン北部のリバーナイル州で、スーダン政府などと協力し、特に大きな被害を受けた130世帯に支援物資を配付しました。1世帯につき毛布3枚と蚊帳1張を、政府の用意した支援物資とあわせて届けました。

2013年8月から続いた大雨の影響でスーダン各地で水害が発生し、76名が死亡、50,000軒の家屋が全壊するなど、10万以上の世帯が被災しました。AARはこの状況を受け、スーダン政府と協力しながら、支援の不十分なリバーナイル州での緊急支援を行うこととし、準備を進めてきました。今回物資の配付を行ったアブハラズ村はこのあたりでも特に被害の大きかった村で、家屋の全壊が125軒、半壊が150軒に上りました。住民の方々は皆支援に大変喜んでくださいました。皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。

物資を受け取りに集まる人々

トラックから降ろされる支援物資を、人々が順序良く受け取りに来ました(2013年11月2日)

ベッドのうえの親子

毛布の包み(右)を抱えて笑顔を見せる家族。家財道具を失った方々に喜ばれました(2013年11月2日)

木材を組み合わせて作った小屋

写真の女性は自宅を水害で失い、この仮小屋で暮らしています(2013年11月2日)

親子

受け取った支援物資を手に帰る親子。奥には被災者のテントが見えます(2013年11月2日)

笑顔を見せる女性

支援物資を受け取りに来た家族。皆喜んでくれました(2013年11月2日)

トラックの上で物資を積み込む川越

支援物資の運搬を指揮するスーダン事務所の川越東弥(左)と現地スタッフのヤシール(ハルツーム、2013年10月10日)

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

スーダン事務所 川越東弥(はるみ)

2013年1月よりスーダン事務所駐在。大学卒業後、英国の大学院で障害学を学び、高齢者福祉施設などの勤務を経て、パレスチナで児童支援に約4年携わった後AARへ。趣味はサッカー観戦と合気道。北海道出身

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