スーダン:水害被災者に支援物資を届けました
水害で被災した130世帯に支援物資を届けました
2013年11月2日、AARは水害に見舞われたスーダン北部のリバーナイル州で、スーダン政府などと協力し、特に大きな被害を受けた130世帯に支援物資を配付しました。1世帯につき毛布3枚と蚊帳1張を、政府の用意した支援物資とあわせて届けました。
2013年8月から続いた大雨の影響でスーダン各地で水害が発生し、76名が死亡、50,000軒の家屋が全壊するなど、10万以上の世帯が被災しました。AARはこの状況を受け、スーダン政府と協力しながら、支援の不十分なリバーナイル州での緊急支援を行うこととし、準備を進めてきました。今回物資の配付を行ったアブハラズ村はこのあたりでも特に被害の大きかった村で、家屋の全壊が125軒、半壊が150軒に上りました。住民の方々は皆支援に大変喜んでくださいました。皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。
【報告者】 記事掲載時のプロフィールです
スーダン事務所 川越東弥(はるみ)
2013年1月よりスーダン事務所駐在。大学卒業後、英国の大学院で障害学を学び、高齢者福祉施設などの勤務を経て、パレスチナで児童支援に約4年携わった後AARへ。趣味はサッカー観戦と合気道。北海道出身