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ネパール地震緊急支援:山間部のタサルプー村で配付を続けています

2015年05月13日  ネパール緊急支援
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5月18日(月) ネパール大地震緊急報告会を行います

AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは、4月25日に発生したネパール大地震の被災者支援のため、4月29日より現地で活動しています。山間部のダーディン郡タサルプー村の1区、5区、7区で5月9日に支援物資を配付したのに続き、5月11日には3区、6区、9区で配付を行いました。

5月11日の配付内容

配付場所:ダーディン郡タサルプー村3区、6区、9区

世帯数:473世帯

配付したもの:

【食料】2週間分の米、ダール(豆)、塩、調理用油、香辛料(マサラ、ターメリック)

【生活用品】バケツ、蚊帳2張、床敷用のマット

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配付場所に続々と村人たちが集まってきました(2015年5月11日 ダーディン郡タサルプー村) 

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待望の米がトラックで届き、心待ちにする被災者のもとへ運びます(2015年5月11日 ダーディン郡タサルプー村)

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カマル・タマンさん(左から3人目)は、畑仕事の最中に大きな揺れを感じました。子どもたちが心配で自宅へ向かったところ、崩れる家から飛び出してきた子どもたちと、途中の道で会うことができたそうです。現在タマンさん一家は畑にマットを敷いて寝ています。AARの支援物資を受け取り、「外で寝ているとたくさん蚊に刺されるので、蚊帳をもらって助かりました」と喜んでくれました。左はAARの岡山典靖(2015年5月11日 ダーディン郡タサルプー村) 

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被災者一人ひとりへ支援物資を手渡します。特に食料は不足していて大変喜ばれています。右はAARの松本夏季(2015年5月11日ダーディン郡タサルプー村)

強い余震を受け屋外生活を続ける人々

タサルプー村で3回目の配付に向け準備をしていた5月12日、マグニチュード7.3の余震が発生しました。各地で建物が崩れ落ち、死傷者も出ています。AARの活動地であるダーディン郡でも強い揺れを感じましたが、幸いAARの緊急支援チームは全員無事でした。カトマンズ市内では地震発生以降、多くの人々がテント生活をしていましたが、次第に住居へ戻りつつありました。しかし今回の余震により、地震への恐怖心から家を出て再びテント生活となり、かろうじて開いていた商店からフロアマットを買い集める人たちも多く見られました。AARでは引き続き、安全により注意しながら、活動を行ってまいります。

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余震が発生した瞬間家屋が崩れ落ち、土煙が立ちました(2015年5月12日 ダーディン郡)

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余震により、多くの人々がテント生活に逆戻りしています(2015年5月12日 カトマンズ)

※この活動は、皆さまからのあたたかいご支援に加え、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しています。

緊急募金にご協力ください

どうぞご協力をお願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
  • 通信欄に「ネパール」とご記入ください。
  • 領収証が必要な方はその旨お書きください。

最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています

【報告者】 記事掲載時のプロフィールです

東京事務局 松本 夏季(なつき)

2012年4月より東京事務局にて広報担当。大学院在学中に国際機関でインターンとして勤務し、卒業後AARへ。(東京都出身)

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