熊本地震:必要なものを、必要な場所へ 4月22日の活動報告
雨の日に子どもたちが室内でも遊べるものを
AAR Japan[難民を助ける会]は4月15日より緊急支援チームを熊本に派遣、21日からは5名(加藤勉AAR理事、五十嵐豪、大室和也、三木将、船越雄太)のメンバーで、支援物資の配付、ニーズ調査、炊き出しを行っています。
22日は阿蘇郡と熊本市で、避難所および福祉施設の併せて6ヵ所に、支援物資の配布を行いました。
阿蘇郡で避難所となっている西原村立河原小学校と山西小学校へは、おりがみ900枚をお届けしました。避難所にいる子どもたちは、晴れていれば外遊びができますが、雨の日などにはすることがなく、室内で遊べるおりがみはとても歓迎されました。
「タイムリーに届けてくれて助かります」
阿蘇こうのとり保育園へは子ども用オムツ360枚、新生児用オムツS328枚、M480枚、L352枚、おしりふき120パックをお届けしました。同園の保育士の方からは、「普段は布オムツを使っていますが、水がないため洗濯が思うようにできません。紙おむつはとても助かります」と、喜んでいただきました。
障がいのある方々やその家族が身を寄せている熊本市内の障がい者共同作業所・社会福祉法人わくわく「ふれあい ワーク」へは、清掃に必要な掃除機2台、除菌用アルコール(キッチン用)5本、除菌用アルコール(手指用)3本、除菌ウェットティッシュ(40枚入 り)24 個をお届けしました。阿蘇郡西原村の社会福祉法人西原村社会福祉協議会へは、不足している除菌ウェットティッシュ(100枚入り)48個とパンツタイプの介護用オムツ88枚をお届けしました。西原村社会福祉協議会は、元々は約40名ほどがデイサービスを利用していましたが、現在は利用者とその家族のための避難所となっています。不足するベッドや介護用品をあちこちからかき集めて対応していますが、スタッフが足りず、家族の方にケアを頼んでいるとのことでした。
熊本市内で避難所となっている五福小学校へも、昨日に続き支援物資をお届けしました。断水が続き、トイレを流す水も制限され匂いもひどいとのことで、トイ レ芳香剤18個とトイレ掃除ブラシ10本をお届けしました。また、消耗品の新生児用オムツ360枚、子ども用オムツ328枚、女性用生理用品464個、大人用オムツ80枚をお届けしました。
どの場所でも衛生用品は不足しており、「タイムリーに届けてくれてとても助かります」とのお言葉をいただいています。しかし、地震発生から1週間が過ぎ、被災者の方々の顔には疲労の色が濃く見られます。少しでも安心して過ごせるよう、AARは引き続き活動を続けてまいります。どうぞ緊急支援に皆さまのご協力をお願いいたします。
緊急募金にご協力ください
クレジットカードで以下のボタンからお手続きください。決済業務は、決済代行会社SMBCファイナンスサービスを通じて行っています。(お申し込み情報は、ベリサイン社の暗号化技術SSLを利用して送信されます。) 銀行振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
【ご注意】銀行からのお振り込みは、こちらでお振り込み人さまを特定できません。 熊本地震にご寄付を希望される方は、振込人名の後に「クマモト」とご記入ください。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 コンビニで下記のボタンからお手続きください。払込用紙(ハガキサイズ)をお送りいたしますので、コンビニにお持ちになってお支払いください。 ※株式会社Eストアーのネットショップ「ショップサーブ」を利用しています。 ※手数料324円はご本人さまのご負担になります。 郵便振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
ご希望の方には、口座番号と加入者名を印刷した振込用紙をお送りします。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 |
最新情報はTwitter、メールマガジンでもお知らせしています
- AARアカウント(@aarjapan) http://twitter.com/aarjapan
- AARメールマガジン 登録はこちらから